
こんにちは!株式会社猫の手のデザイナーのshirokuroです。
ブログにご訪問くださり、ありがとうございます。
猫の手では、ワイン業界で有名な信濃屋様はじめ、さまざまな飲食業界の企業様と一緒にお仕事をさせていただいております。
今ECサイトでもしお困りの企業様に、こちらの記事がお役に立てればと思い書かせていただきました!少し長いのですがお読みいただければ幸いです。
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目次
こんなお悩みありませんか?

- 「食品ECサイトを立ち上げたいけど、何から始めればいいか分からない…」
- 「今あるECサイト、アクセスはあるのに売上が伸び悩んでいて、どう改善すればいいのか…」
- 「ITに詳しくないから、ECサイトの構築や運営はハードルが高いと感じている」
- 「自社商品の魅力をもっとECサイトで伝えたいけど、どうすれば購買に繋がるんだろう?」
もし、あなたが上記のようなお悩みをお持ちなら、この記事がきっとお役に立ちます。
食品ECサイトは、ただ商品を並べるだけでは売れません。消費者の心をつかみ、安心して購入してもらうための工夫が必要です。この記事では、売れる食品ECサイトを作るための重要なポイントと、ITに不慣れな方でも安心して取り組める猫の手のサポート体制について徹底解説します。
なぜ今、食品ECサイトが売上拡大の鍵なのか?

インターネットが普及し、スマートフォンの利用が日常化した現代において、消費者の購買行動は大きく変化しています。特に食品分野では、以下のような理由からECサイトの重要性が増しています。
1. 24時間365日の販売機会を創出
実店舗では営業時間や定休日に縛られますが、ECサイトならいつでもどこからでも商品を購入できます。これにより、顧客の利便性が向上し、販売機会を大幅に拡大できます。
2. 全国、そして世界への販路拡大
ECサイトがあれば、地域に限定されず、日本全国、さらには海外の顧客に商品を届けることが可能です。これまでリーチできなかった層へのアプローチが可能になり、新たな顧客獲得に繋がります。
3. ブランドイメージ向上と顧客との直接的な関係構築
ECサイトは、単なる販売チャネルではありません。商品のストーリー、生産者の想い、企業のこだわりなどを自由に表現できるブランディングの場でもあります。また、顧客と直接コミュニケーションを取ることで、LTV(顧客生涯価値)向上にも繋がります。
4. 消費者のニーズ変化と市場の成長
コロナ禍を経て、食品のオンライン購入は一気に加速しました。「自宅で手軽に美味しいものを楽しみたい」「安心・安全な食材を選びたい」といった消費者のニーズが高まり、食品EC市場は今後も成長が期待されています。
「売れる」食品ECサイトに共通する5つの重要ポイント

ここからは、実際に売上を伸ばしている食品ECサイトが共通して実践している重要なポイントを具体的に解説します。
ポイント1:ターゲット顧客と商品の「強み」を明確にする
ECサイト構築の第一歩は、誰に、何を、どのように届けたいのかを明確にすることです。
- ターゲット顧客の深掘り: 例えば、「30代子育て世代で、少し高くても安心・安全な国産食材を求める共働き夫婦」といったように、具体的なペルソナを設定しましょう。彼らがどんな情報を知りたがり、どんな悩みを抱えているかを想像することで、サイトの内容やデザインの方向性が見えてきます。
- 商品の「強み」の言語化: あなたの食品が持つ「こだわり」「生産者の想い」「他にはない美味しさや製法」「安心・安全への取り組み」などを具体的に言語化しましょう。これは単なる商品説明ではなく、顧客がその商品を選ぶ理由となる「価値」です。競合商品と差別化するための重要な要素となります。
ポイント2:食欲を刺激する「視覚」と「情報」の表現力
食品ECサイトにおいて、商品を見た目の情報だけで判断されるため、視覚的な魅力は売上を大きく左右します。
- 高クオリティな商品写真・動画の重要性:
- シズル感: 焼きたてのパンの湯気、肉汁あふれるステーキ、新鮮な野菜の瑞々しさなど、食欲をそそる「シズル感」を写真や動画で表現しましょう。
- 鮮度と安全性: 収穫したばかりの野菜、加工前の新鮮な魚介類など、食材の鮮度が伝わる写真や、製造過程の一部を見せることで、安全性へのこだわりをアピールできます。
- 盛り付け例や調理例: 実際に食卓に並んだ様子や、簡単な調理方法の動画を添えることで、顧客は商品を購入した後の具体的なイメージを描きやすくなります。
- 五感を刺激する商品説明文:
- 「〇〇産小麦の豊かな香りと、もちもちとした食感が特徴のパン」のように、味、香り、食感といった五感に訴えかける言葉を選びましょう。
- 商品の背景にあるストーリー(生産者の熱い想い、伝統的な製法、地域へのこだわりなど)を盛り込むことで、単なる商品紹介以上の価値を提供し、顧客の共感を呼びます。
- 信頼性の高い情報提供の徹底:
- アレルギー表示、賞味期限、保存方法、原材料名、栄養成分表示など、食品EC特有の必須情報を正確かつ分かりやすく表示することは、顧客の安心感に繋がり、購入への最後の後押しとなります。特商法に基づく表記も必ず明確にしましょう。
ポイント3:購入しやすい「サイト設計」と「デザイン」
どんなに魅力的な商品でも、サイトが使いにくければ顧客は離れてしまいます。猫の手はECサイトに強いからこそ、売上を最大化するためのデザインと導線設計にこだわります。
- 直感的で分かりやすいサイト構造:
- カテゴリ分け: 商品の種類が多い場合は、顧客が目的の商品を見つけやすいように、明確で論理的なカテゴリ分けが必要です。「野菜」「肉」「魚」「加工品」といった大分類から、「有機野菜」「ブランド肉」「旬の魚」といった小分類へ、階層を深くしすぎずに整理しましょう。
- 検索機能: 欲しい商品をすぐに探せる検索機能は必須です。あいまい検索や絞り込み検索機能も充実させると、顧客の利便性が向上します。
- サイト内回遊の仕組み: 関連商品の表示、おすすめ商品の提案、閲覧履歴に基づくレコメンド機能などを導入することで、顧客のサイト内滞在時間を延ばし、購入点数を増やすことができます。
- スマホユーザーを意識したレスポンシブデザイン:
- ECサイトのアクセスは、現在スマホからの閲覧が主流です。PC、タブレット、スマホなど、あらゆるデバイスで快適に表示され、操作できるレスポンシブデザインは必須です。小さい画面でも商品写真が大きく表示され、ボタンが押しやすい設計にすることで、購入離脱を防ぎます。
- ECサイトのアクセスは、現在スマホからの閲覧が主流です。PC、タブレット、スマホなど、あらゆるデバイスで快適に表示され、操作できるレスポンシブデザインは必須です。小さい画面でも商品写真が大きく表示され、ボタンが押しやすい設計にすることで、購入離脱を防ぎます。
- 安心感を与える配色、フォント、レイアウト:
- 食品ECでは、清潔感、信頼感、美味しさを感じさせるデザインが重要です。過度な装飾は避け、シンプルで洗練されたデザインを心がけましょう。配色やフォントもブランドイメージに合わせて統一感を出すことが大切です。
- 食品ECでは、清潔感、信頼感、美味しさを感じさせるデザインが重要です。過度な装飾は避け、シンプルで洗練されたデザインを心がけましょう。配色やフォントもブランドイメージに合わせて統一感を出すことが大切です。
- スムーズな決済プロセスと多様な決済手段の提供:
- カートに入れてから購入完了までのステップは、極力少なく、分かりやすくしましょう。入力項目を減らし、進行状況を示すバーなどを設置すると、顧客のストレスを軽減できます。
- クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済、後払い決済など、顧客が普段使い慣れている多様な決済方法を提供することで、カゴ落ち率を減らすことができます。
ポイント4:お客様との「信頼」を深める情報発信とコミュニケーション
顧客が安心して購入できるよう、信頼関係を築くための情報発信が欠かせません。
- 生産者の顔が見えるコンテンツ:
- 商品の背景にある「人」に焦点を当てることで、ストーリーに深みが生まれ、顧客はより愛着を感じやすくなります。ブログで生産者の日々の様子を伝えたり、インタビュー記事を掲載したりするのも効果的です。
- 商品の背景にある「人」に焦点を当てることで、ストーリーに深みが生まれ、顧客はより愛着を感じやすくなります。ブログで生産者の日々の様子を伝えたり、インタビュー記事を掲載したりするのも効果的です。
- お客様の声、レビュー機能の活用:
- 実際に商品を購入した顧客の声は、新規顧客にとって最も説得力のある情報です。商品ページにレビュー機能を設けたり、お客様の声をまとめて紹介するページを作成したりしましょう。
- 実際に商品を購入した顧客の声は、新規顧客にとって最も説得力のある情報です。商品ページにレビュー機能を設けたり、お客様の声をまとめて紹介するページを作成したりしましょう。
- SNS連携やメルマガを通じた継続的なコミュニケーション:
- Instagramで商品の魅力的な写真や動画を投稿したり、Xで新商品やセール情報を発信したりすることで、顧客との接点を増やし、サイトへの誘導を図れます。
- メルマガでは、限定クーポン、新商品の先行案内、お得な情報などを定期的に配信し、顧客の再購入を促しましょう。
- よくある質問(FAQ)の充実:
- 送料、配送日数、返品・交換ポリシー、アレルギー情報など、顧客が抱きやすい疑問をFAQページで網羅的に解消することで、問い合わせの手間を省き、購入へのハードルを下げます。
ポイント5:ECサイト公開後の「運用」と「改善」の重要性
ECサイトは「作って終わり」ではありません。公開後も継続的な運用と改善を繰り返すことで、初めて売上を伸ばすことができます。
- データ分析に基づいたPDCAサイクル:
- Googleアナリティクスなどのツールを使って、アクセス数、売上、コンバージョン率(CVR)、カゴ落ち率などを定期的に分析しましょう。
- 分析結果に基づき、サイトデザインの改善、商品情報の見直し、販促施策の実施など、具体的な改善策を立てて実行します。
- SEO対策の基礎:
- 「〇〇県産牛肉」「無農薬野菜 宅配」など、顧客が検索しそうなキーワードを意識して、サイトのタイトル、見出し、商品説明、ブログ記事などに適切に盛り込みましょう。検索エンジンからの流入を増やすために不可欠です。
- 「〇〇県産牛肉」「無農薬野菜 宅配」など、顧客が検索しそうなキーワードを意識して、サイトのタイトル、見出し、商品説明、ブログ記事などに適切に盛り込みましょう。検索エンジンからの流入を増やすために不可欠です。
- 効果的な販促施策:
- 季節ごとのキャンペーン、期間限定セール、セット販売、定期購入、クーポン配布など、顧客の購買意欲を刺激する販促施策を積極的に実施しましょう。
- 季節ごとのキャンペーン、期間限定セール、セット販売、定期購入、クーポン配布など、顧客の購買意欲を刺激する販促施策を積極的に実施しましょう。
ECサイト構築のプラットフォーム選定と猫の手のサポート体制

「売れるECサイトの重要性は分かったけれど、具体的にどう進めればいいの?」 「ECサイトのプラットフォームってたくさんあって、どれを選べばいいか分からない…」
そうお考えの方もご安心ください。ECサイトを構築する際には、様々なプラットフォームの選択肢があります。
- ASP型: Shopify、makeshop、BASEなど。比較的安価で手軽に始められ、機能が豊富です。
- オープンソース型: EC-CUBEなど。自由度が高い反面、専門知識が必要です。
- パッケージ型・フルスクラッチ: 大規模なECサイト向けで、費用が高額になります。
どのプラットフォームが最適かは、貴社の事業規模、予算、必要な機能、将来の展望によって異なります。猫の手はECサイトに強い専門家として、お客様の状況を丁寧にヒアリングし、最適なプラットフォームの選定から、サイト設計、構築、運用まで一貫してサポートいたします。
猫の手選ばれる理由は「ECサイト構築・運用のプロフェッショナル集団」だから
私たちは数多くのECサイトを手がけてきた実績とノウハウを持つ、ECサイト構築・運用のプロフェッショナル集団です。単にサイトを作るだけでなく、お客様の「売上」を最大化することを最優先に考え、貴社の食品EC事業の成長をサポートします。
- お客様の「分からない」を「分かった!」に変える手厚いフォロー体制:
- 「ITリテラシーがなくても丁寧にフォロー」という猫の手の強みは、特にECサイト構築が初めての方や、ITに詳しくない方にとって大きな安心材料となるでしょう。
- 専門用語を避け、分かりやすい言葉で丁寧に説明することを徹底しています。
- 電話、オンライン会議、チャットツール(Slackなど)を活用し、お客様の疑問や不安に迅速かつきめ細やかに対応します。日々の運用で困ったことや、管理画面の操作方法など、どんな些細なことでもお気軽にご相談いただけます。
- 売れるECサイトを実現する戦略と実行力:
- EC業界のトレンドや最新の技術動向を常にキャッチアップし、お客様の食品EC事業に最適な戦略を提案します。
- デザイン、システム開発、運用サポートまで、ECサイトのあらゆるフェーズに対応できる一貫したサービス体制で、お客様の負担を軽減し、効率的なサイト運用を支援します。
まとめ:売れる食品ECサイトへの第一歩は「専門家との相談」から
食品ECサイトで売上を伸ばすためには、食品EC特有の重要ポイントを押さえ、継続的な運用と改善が不可欠です。
しかし、「どこから手をつければいいか分からない」「専門知識が足りない」と悩む必要はありません。猫の手は、食品ECの成功に向けて、最適なECサイト構築から運用まで、お客様に寄り添いながらサポートするパートナーです。
売れる食品ECサイトを今すぐ!まずは猫の手にご相談ください
「売れる食品ECサイトを作りたい」「今のECサイトの売上を伸ばしたい」とお考えの食品EC担当者様、ぜひ一度猫の手にご相談ください。
猫の手は、お客様のECサイトの現状を丁寧にヒアリングし、最適な改善策や構築プランをご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
この記事を書いたのは・・・

shirokuro
デザイナーをしています。セミナーやお客様からも業界のこと、日々勉強させていただいております。 前髪と鼻ポチがある猫と暮らしています。ワンちゃんも好きです。