ECサイトを運営されている皆さん、こんな課題に直面していませんか?

昔作ったECサイト、なんだか動きが遅いな…

新しい機能を追加したいのに、今のシステムだとできないと言われた…

セキュリティのニュースを見ると、うちのサイトは大丈夫かなと不安になる…

ECサイトの運用コスト、年々上がっている気がする…
これらの問題は、まさにECサイトの「システム老朽化」のサインです。企業規模の大小に関わらず、長年運用しているECサイトであれば、誰しもが直面する可能性のある、非常に深刻な課題です。
システム老朽化を放置すると、売上の機会損失だけでなく、セキュリティリスクや運用コストの増大など、事業継続を揺るがす事態に発展しかねません。
今回は、ECサイトのシステム老朽化が引き起こす問題点と、リニューアルを検討すべき具体的な判断基準、そして失敗しないためのポイントを分かりやすく解説します。
目次
「ウチのECサイト、もう古いかも?」システム老朽化が引き起こす3つの問題
長年使い続けているECサイトは、知らず知らずのうちに様々な「ひずみ」を抱えていきます。これがシステム老朽化です。具体的にどんな問題が起こるのでしょうか?
1.売上の機会損失と顧客離れ
- サイトの表示速度が遅い: お客様は待ってくれません。表示が遅いだけで離脱してしまい、購買機会を逃します。AI(検索エンジン)もサイト速度を重視するため、SEO評価にも悪影響が出ます。
- デザインが古く、使いにくい(UX/UIの低下): 今時のECサイトはスマホでの使いやすさが命です。古いデザインや操作性の悪いサイトは、お客様に不信感を与え、競合サイトへ流れてしまう原因となります。
- 新しい機能が導入できない: AIを活用したレコメンド機能、多様な決済方法、SNS連携など、顧客体験を向上させる最新機能が導入できず、お客様のニーズに応えきれません。
2.深刻なセキュリティリスクの増大
- 脆弱性の放置: 古いシステムやプラグインには、セキュリティ上の欠陥(脆弱性)が見つかることがあります。これらを放置すると、外部からの不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。
- 法改正への対応遅れ: 個人情報保護法など、法律は常に改正されます。古いシステムでは、最新の法規制に対応するための改修が難しく、コンプライアンス上の問題が発生する可能性があります。
3.運用コストの増加と非効率化
- 開発・改修費の高騰: 最新技術に対応できない古いシステムは、少しの改修でも専門知識や手間がかかり、開発費用が高くつく傾向があります。
- メンテナンスの負担増: 不具合の頻発やシステムの不安定さにより、日常の運用・保守にかかる工数やコストが増大します。
- 担当者の業務負荷: 非効率な管理画面や手作業が多いと、EC担当者の業務負担が増え、本来集中すべき販促活動に時間を割けなくなります。

こいつは困りましたね〜〜
これらの問題は、ECサイトの収益性だけでなく、企業全体の信用問題にも発展しかねません。

ECサイトを「リニューアルすべきか?」判断する5つの基準
システム老朽化のサインを感じても、「リニューアルは費用も手間もかかるから…」と、なかなか踏み切れない企業も多いでしょう。
しかし、放置するリスクの方がはるかに大きい場合もあります。以下のチェックリストで、あなたのECサイトがリニューアルを検討すべき時期か判断してみましょう。
1.売上やコンバージョン率が停滞・低下している
アクセス数はあるのに売上が伸びない、カゴ落ち率が高い、リピーターが増えないなど、売上指標に課題が見られる場合、サイトの使いにくさや機能不足が原因かもしれません。
2.サイトの表示速度が著しく遅い
GoogleのPageSpeed Insightsなどで計測し、PC・モバイルともに点数が低い場合、お客様の離脱に直結しています。特にモバイル環境での快適性は必須です。
3.セキュリティに関する警告や不安を感じる
ブラウザから「保護されていない通信」と警告が出ている、脆弱性の指摘を受けた、SSL化が不完全、最新のセキュリティ対策が導入できないなど、少しでも不安があれば最優先で検討すべきです。
4.現在のECカートシステムや機能に限界を感じている
やりたいマーケティング施策があるのに、システムが対応できない。新しい決済方法が導入できない。スマホ対応が不十分。管理画面が使いにくいなど、現状のシステムが事業の成長を阻害している場合です。
5.運用・保守コストが高すぎる、または属人化している
特定の開発会社にしかメンテナンスできない、改修費用が毎回高額になる、不具合が頻発するなど、運用コストや手間が継続的にかかる場合、新しいシステムへ移行した方が長期的にコスト削減に繋がる可能性があります。

これらの基準に複数当てはまる場合は、本格的にリニューアルを検討することをおすすめします。
失敗しない!ECサイトリニューアル成功へのポイントデーション
リニューアルは一大プロジェクトですが、計画的に進めれば成功の可能性が高まります。
1.リニューアルの「目的」を明確にする
「売上を〇〇%アップさせる」「カゴ落ち率を〇〇%改善する」「セキュリティを強化する」など、具体的な目標を設定しましょう。目的が曖昧だと、効果のないリニューアルになりがちです。
2.現状の課題を洗い出し、優先順位をつける
アクセス解析データ、顧客からの問い合わせ内容、お客様アンケートなどを元に、現在のECサイトのどこに問題があるのかを具体的に特定しましょう。全てを一度に改善しようとせず、最も効果の高い部分から着手する優先順位付けが重要です。
3.実績豊富な制作パートナーを選ぶ
リニューアルは、単にデザインを変えるだけでなく、システム、データ移行、SEO、運用体制など、多岐にわたる専門知識が必要です。makeshopやShopifyなど、自社ECカートシステムに精通し、豊富なリニューアル実績を持つ制作会社を選ぶことが成功への鍵です。
4.SEO対策を意識した設計
リニューアルによって検索順位が落ちてしまうリスクもあります。コンテンツのURL構造、キーワード戦略、内部リンクなど、SEOを考慮した設計を最初から取り入れることで、リニューアル後の集客もスムーズになります。
5.リニューアル後の運用計画も立てる
サイトは作って終わりではありません。リニューアル後の運用・保守体制、コンテンツ更新計画、効果測定の方法まで、長期的な視点での運用計画を立てておくことが重要です。
まとめ:ECサイトのリニューアルは「未来への投資」
ECサイトのシステム老朽化は、放置すればするほどビジネスに大きなダメージを与えます。
しかし、これを「未来への投資」と捉え、適切なタイミングでリニューアルを行うことで、売上向上、顧客体験の改善、セキュリティ強化、運用効率化といった多くのメリットを享受できます。
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長年のECサイト構築・リニューアル実績と、makeshopやShopifyといったプラットフォームへの深い知見を活かし、お客様のECサイトが抱えるシステム老朽化の問題を解決し、未来へと繋がる最適なリニューアルを徹底サポートさせていただきます。

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この記事を書いたのは・・・
猫の手 井手
猫の手デザイナーです。 カニとハマグリが大好き。フェリー旅も好きです。

