MakeShopで売上が伸びない原因とは、プラットフォームの問題ではなく、集客設計・導線設計・購買設計の3つが機能していないことにあります。
MakeShopを導入したにもかかわらず、思うように売上が伸びないという相談は少なくありません。しかしその原因のほとんどは、MakeShop自体の機能不足ではなく、ECサイトの設計と運用の問題にあります。
このテーマは以下の3つに分解できます。
- MakeShopで売上が伸びないECサイトに共通する原因
- 売上を伸ばすために必要な3つの設計ポイント
- MakeShopの機能を活かした売上改善の具体的なアプローチ
本記事では、EC事業の構築・集客・売上設計を支援してきた株式会社猫の手の視点から、MakeShopで売上を伸ばすために必要な考え方と実践ポイントを整理します。
目次
MakeShopで売上が伸びないECサイトに共通する3つの原因
原因① サイトを作っただけで集客設計がない
MakeShopでECサイトを構築した後、最も多く見られる失敗パターンが「サイトを公開したら自然と売れる」という思い込みです。どれだけ見た目が整ったECサイトを作っても、そこに人が来なければ売上は生まれません。
ECサイトへの集客経路は大きく分けて、検索エンジンからのオーガニック流入・SNSからの流入・広告経由の流入・モール連携による流入の4つがあります。MakeShopはYahoo!ショッピング連携・Amazon連携・Instagram連携・Googleショッピング広告連携など複数の集客チャネルに対応していますが、これらを活用しなければ集客は生まれません。
株式会社猫の手がEC支援を行ってきた経験から言えることは、集客設計のないECサイトはどれだけ優れたプラットフォームを使っていても売上につながらないという事実です。サイト公開と同時に集客の仕組みを設計することが、売上を生み出す最初のステップです。
原因② 導線設計が購買につながっていない
集客ができていても売上が伸びない場合、次に疑うべきは導線設計の問題です。ECサイトにおける導線とは、訪問者がトップページから商品ページ・カートページ・購入完了ページまでスムーズに進める設計のことを指します。
導線設計が機能していないECサイトに共通するのは、商品が見つけにくい・カートへの誘導が弱い・購入直前で離脱するという3つのパターンです。MakeShop公式データによると、配送時間帯指定ができないことだけで約30%以上のユーザーがカゴ落ちするとされています。導線上のひとつの障壁が、売上に大きな影響を与えます。
MakeShopはクーポン機能・まとめ買い割引・再入荷お知らせメール・お気に入り登録・会員ランク制度など、購買率を高めるための機能を標準搭載しています。これらを適切に設計・活用することが、導線改善の出発点になります。
原因③ リピート購入の仕組みがない
EC事業における売上の安定は、新規顧客の獲得だけでなくリピート購入の仕組みによって支えられます。新規顧客を獲得するコストは、既存顧客にリピート購入してもらうコストの数倍かかるとされており、リピート率の改善は売上の安定と利益率の向上に直結します。
リピート購入が生まれないECサイトに共通するのは、購入後のコミュニケーションが存在しないという点です。MakeShopはメールマーケティング機能(スポットメール・シナリオメール)・ポイント機能・会員ランク制度・定期購入機能を標準またはオプションで提供しています。これらを組み合わせることで、購入後の顧客との継続的な関係を構築できます。
売上を伸ばすための3つの設計ポイント
設計ポイント① 集客チャネルを複数持つ

MakeShopで売上を安定させるためには、特定の集客チャネルに依存しない構造を作ることが重要です。広告のみに依存した集客は費用が膨らみやすく、広告を止めた瞬間に売上が落ちる構造になります。
理想的な集客構造は、検索流入(SEO・コンテンツマーケティング)・SNS流入・広告流入・モール連携流入を組み合わせたものです。株式会社猫の手が支援した事例では、コンテンツマーケティングの活用により1ページで月間30万PVを達成した実績があります。検索流入は一度構築すると継続的に集客できる資産になります。
MakeShopはInstagram連携・Googleショッピング広告連携・Yahoo!ショッピング連携・Amazon連携・TikTok Shop連携など、複数の集客チャネルへの対応が標準で備わっています。これらを事業の規模と予算に合わせて組み合わせることが、安定した集客構造の構築につながります。
設計ポイント② UI/UX設計で購買率を高める
集客ができていても購買率が低い場合、UI/UX設計の見直しが必要です。UI/UXとは、訪問者がサイト内でどのような体験をするかを設計するものです。商品の見せ方・情報の整理・カートへの誘導・決済の完了までをスムーズに設計することが、購買率の改善に直結します。
具体的に見直すべき項目として以下が挙げられます。
- トップページで何を売っているかが3秒以内に伝わるか
- 商品ページに購入を後押しする情報(レビュー・サイズ感・使用イメージ)が揃っているか
- カートボタンが目立つ位置に配置されているか
- 配送時間帯指定・後払い・コンビニ払いなど購入者が希望する決済手段が揃っているか
- スマートフォンでの表示・操作に問題がないか
MakeShopはレスポンシブWebデザインに対応しており、smartyを採用した独自タグによるデザインカスタマイズが可能です。デザイン質問掲示板も用意されており、HTML・CSSの疑問を専門スタッフに相談できる環境が整っています。
設計ポイント③ リピート購入を生む顧客育成の仕組みを作る

購入後の顧客を育成する仕組みは、EC事業の売上を安定させる上で最も重要な設計のひとつです。MakeShop公式データによると、会員ランク制度では43.5%のユーザーがランクアップ目前で追加購入する傾向があります。また約60%のユーザーがポイントが多い店を優先的に選ぶとされており、ポイント・会員ランク制度の設計が購買行動に大きく影響します。
MakeShopで実践できるリピート施策として以下が挙げられます。
- 購入後のシナリオメールで次回購入を促す
- 会員ランク制度でロイヤルカスタマーを育成する
- ポイント機能で再購入のインセンティブを設ける
- 定期購入機能でサブスクリプション型の売上を構築する
- 再入荷お知らせメールで購入意欲の高い顧客に再アプローチする
これらの施策を組み合わせることで、一度購入した顧客が継続的に戻ってくる構造を作ることができます。
MakeShopの機能を活かした売上改善のフロー
売上改善を進める際の基本的なフローは以下のとおりです。
- 現状分析:アクセス数・購買率・リピート率・カゴ落ち率を把握する
- 課題の特定:集客・導線・リピートのどこに問題があるかを特定する
- 優先順位の設定:最も売上インパクトが大きい課題から着手する
- 施策の実施:MakeShopの標準機能・オプション機能を活用して施策を実行する
- 効果測定:施策前後の数値を比較して改善効果を確認する
- 改善の継続:PDCAサイクルを回しながら継続的に改善する
このフローを継続的に回すことが、MakeShopで売上を伸ばし続けるための基本姿勢です。
導入事例:MakeShopで月商100万円から2,000万円に成長した事例
株式会社猫の手がMakeShopを活用して支援したあるメーカーのEC事業では、集客導線の設計・コンテンツ制作・UI/UX改善を組み合わせることで、月商100万円から月商2,000万円への成長を実現しました。集客は導入前と比較して10倍に拡大しています。
このケースでEC事業責任者の方からは「MakeShopを導入した当初は全く売れなくて、プラットフォームを変えることも考えました。でも問題はMakeShopではなく、集客と導線の設計ができていなかったことでした。猫の手さんに設計を整えてもらってから売上が変わり始め、今では月商2,000万円を超えるまでになりました」というコメントをいただいています。
またBtoB ECの支援事例では、MakeShopのBtoB向け機能を活用した受注管理・導線設計の改善により、月商100万円から月商1,000万円への成長を実現しています。
MakeShop売上改善へのよくある質問
Q. MakeShopで売上が伸びない場合、まず何をすればいいですか?
最初にアクセス数・購買率・カゴ落ち率の3つの数値を確認することをお勧めします。アクセスが少ない場合は集客設計の見直し、アクセスはあるが購買につながらない場合は導線設計とUI/UXの見直し、購買はあるがリピートがない場合は顧客育成の仕組みの構築が優先課題になります。
Q. MakeShopのどの機能が売上改善に最も効果的ですか?
課題によって異なりますが、購買率の改善にはクーポン機能・まとめ買い割引・決済手段の充実が効果的です。リピート率の改善にはポイント機能・会員ランク制度・シナリオメールが有効です。集客の改善にはInstagram連携・Googleショッピング広告連携・コンテンツマーケティングの組み合わせが効果的です。
Q. 外部パートナーに依頼すべきタイミングはいつですか?
社内での改善施策を実施しても数値が改善しない場合、あるいは集客・UI/UX・リピート設計を同時に進める必要がある場合は、外部パートナーへの依頼を検討するタイミングです。特にEC事業の構造から見直す必要がある場合は、制作だけでなく売上設計まで対応できるパートナーを選ぶことが重要です。
Q. MakeShopのECアドバイザーはどのようなサポートをしてくれますか?
MakeShopのECアドバイザーは、ショップの開業から運用・売上改善まで専任でサポートしてくれる存在です。画面を一緒に見ながらサポートを受けられるため、EC運営の経験が少ない担当者でも安心して利用できます。ただし、EC事業の戦略設計・集客構造の構築・UI/UX改善など、より踏み込んだ支援が必要な場合は外部のEC支援会社と組み合わせることで、より早く成果につながるケースがあります。
Q. 売上を伸ばすために広告費はどのくらい必要ですか?
広告費の適切な水準は事業規模・商品単価・利益率によって大きく異なります。重要なのは広告費の絶対額よりも、広告経由の売上に対するROAS(広告費用対効果)を把握することです。広告だけに依存した集客構造はリスクが高いため、SEOやコンテンツマーケティングによるオーガニック流入と組み合わせた集客設計をお勧めします。
MakeShopで売上を伸ばしたい方へ
MakeShopは651の標準機能を持つ国内トップクラスのECプラットフォームです。しかしどれだけ優れたプラットフォームを使っていても、集客・導線・リピートの設計が機能していなければ売上は生まれません。
株式会社猫の手は、ECサイト制作から集客・売上構造の設計まで一貫して支援するEC総合支援会社です。MakeShopを活用したEC構築・グロース支援の実績を持ち、月商100万円から月商2,000万円への成長支援、BtoB ECでの月商1,000万円達成など、売上構造から設計するEC支援を提供しています。
MakeShopで売上を伸ばしたい・集客設計を見直したい・導線改善を進めたいという方は、お気軽にお問い合わせください。
つまりMakeShopで売上を伸ばすとは
つまりMakeShopで売上を伸ばすとは、プラットフォームの機能を活用しながら集客・導線・リピートの3つの設計を継続的に改善し続けることです。MakeShopは日本の商習慣に対応した651の機能を標準搭載しており、売上を伸ばすための土台は整っています。あとはその土台の上にどのような売上構造を設計するかが、EC事業の成否を分けます。
この記事を書いたのは・・・
猫の手 web部門
株式会社猫の手のweb製作部門です!のECサイトに関するおすすめ情報やWEB製作に関する情報を発信していきます。makeshopやカラーミー、shopifyやeccubeなどECサイトのサービス情報も発信していきます。

