
メイクショップの認定パートナーをしています株式会社猫の手の
ディレクター山田です。
今回はメイクショップが2月から行った、アップデートと新規機能のメリットデメリットについてのブログです。これから紹介する内容は、ショップ運営の効率化と顧客満足度の向上を目指していますが企業様やそのユーザーによってメリットデメリットは変わりますので、こちらの記事が参考になればと思います。
Amazon Pay直接契約が可能に
2025年2月5日15時以降、makeshopでAmazon Payを利用しているショップは、「イプシロン経由」から「直接契約」に切り替えられるようになりました。
「イプシロン経由」とは、makeshopでAmazon Payなどの決済サービスを利用する際に、GMOイプシロン(決済代行会社)を介して決済処理を行う方式のことです。
これまではGMOイプシロンを通じて決済処理をしていたけれど、2025年2月5日からは直接Amazon Payと契約できるようになりました。こちらのメリットは、月額料金が無料になるのでコスト削減ができます。しかし、注意点としては、Amazon Pay利用顧客は再連携が必要になるのと、定期購入顧客は再度購入手続きが必要です。なので、メリットとデメリットをよく考えて切り替えるかどうか検討してください。

管理画面に、上記の図のようにお知らせが出ていると思います。↑
メリット
- 月額料金が無料になるなど、コスト削減が可能
デメリット
- Amazon Pay利用顧客の再連携が必要
- 定期購入顧客は再度購入手続きが必要
ユーザーは再設定が必要になるので、一概に変更できるものではないです。
切り替えは任意ですが、メリットを考慮の上、検討してみてはいかがでしょうか。
新アプリ「プライシー再入荷通知」の導入

makeshop appsに新しく追加された「プライシー再入荷通知」は、在庫切れ商品の再入荷時に顧客へ自動通知を行うアプリです。
https://apps.makeshop.jp/view/item/000000000139
具体的に何ができるのか?
- ユーザーの「欲しい!」を逃さない
お客さんが「この商品、欲しいけど売り切れだ…」って思った時に、商品ページに表示される「再入荷通知を受け取る」ボタンをクリックするだけで、再入荷を待つことができます。 再入荷したら、SMS(ショートメッセージ)やメールで自動的に通知が届くので、買い逃しを防げます。 - お店の人の手間を大幅削減
これまで、再入荷のたびに個別にお客さんに連絡を取ったり、ブログやSNSで告知したり…と、大変だったかと思います。この機能を使用すれば、その手間は不要で自動で通知してくれるので他の業務にも集中できるようになると思います。 - 売れ筋商品の再入荷チャンスを逃さない
再入荷通知の登録数が多い商品は、「あ、この商品、すごく人気があるんだ!」と気づかせるチャンスにもなり、積極的に再入荷したり、類似商品を展開したり、売上アップのためのヒントにもなります。 - 通知方法も選べる
お客さんの好みに合わせて、SMS(ショートメッセージ)とメール、どちらか好きな方を選べ、両方設定することも可能です。
プライシー再入荷通知の管理画面設定方法は以下の通りです:
- makeshop appsから「プライシー再入荷通知」アプリをインストールします。
- 管理画面にログインし、「再入荷通知」メニューを開きます。
- 「配信設定」をONにし、「変更を保存する」ボタンを押します。
- 通知方法を選択します。SMSとメールの両方または片方を設定できます。
- 通知メッセージのテンプレートを編集します(無料プラン以外で可能)。
- 必要に応じて、自動通知の頻度を設定します。デフォルトでは1時間に1回のチェックと更新が行われます。
- 在庫数の閾値を設定し、指定した在庫数を下回った際に通知を送るよう設定できます。
- 設定完了後、在庫切れ商品のページに「再入荷通知を受け取る」ボタンが表示されます。
プレミアムプランまたはエンタープライズプラン利用者は、新管理画面からこのアプリをインストールできます。
注文番号短縮で視認性の向上とセキュリティ強化
この新機能がどういうものかというと、makeshopを使っているお店の人たちの作業をもっと楽にするためのものなんです。今までの注文番号は19桁もあって、正直言って見づらかったんですよね。ですが、これからは7桁で表示されるようになります!

設定については以下の手順が必要です:
- 注文一覧画面にアクセスします。
- 画面右上にある「3点リーダー」をクリックします。
- 「項目をカスタマイズ」を選択します。
- 「注文番号をすべて表示する」のチェックボックスをオフにします。
この設定はブラウザ単位で保存されるため、各ユーザーが個別に設定する必要があります。また、必要に応じて19桁の完全な注文番号を表示することも可能です。確認方法は、先ほどの流れに沿って「注文番号をすべて表示する」のチェックボックスをオンにするだけです。
また、個別の注文詳細を確認する場合は:
- 注文一覧画面から対象の「注文番号」をクリックします。
- 注文詳細画面が開き、そこで19桁の完全な注文番号を確認できます
- CSVダウンロードや外部システムとの連携では、従来通りの19桁番号が使用されます。
reCAPTCHA設定の拡張

GMO IDログイン画面にもreCAPTCHA機能が適用されるようになり、セキュリティがさらに強化されました。この拡張により、不正ログインのリスクが大幅に軽減されます。
reCAPTCHAとは、Googleが提供するセキュリティサービスで、Webサイトをbotによるスパム攻撃や不正アクセスから守るために使用されます。このサービスは、ユーザーがロボット(bot)か人間かを自動的に判別することで、オンライン詐欺やスパム、Webサイトの悪用を防止します
主な特徴と利点
:適応範囲の拡大
従来の決済画面、お問い合わせフォーム、会員登録画面に加えて、GMO IDログイン画面にもreCAPTCHAが適用されるようになりました。これにより、セキュリティの網羅性が向上しました。
:ユーザーへの配慮
Google reCAPTCHA v3を採用しているため、ユーザー側で手動の認証操作は不要です。 これにより、セキュリティを強化しながらも、ユーザーの利便性を損なわないようになっています。
:設定の柔軟性
管理画面から簡単に設定を行うことができ、必要に応じて対象画面を選択できます。これにより、各事業者のニーズに合わせたカスタマイズが可能になります。
今回は2月から導入されたメイクショップの新規機能をご紹介をさせていただきました。
これらの機能を活用して、より安全で効率的な店舗運営を実現しましょう!
この記事を書いたのは・・・

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