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MakeShop導入後に運用が失敗する企業が増えている実態
MakeShopで新しいECサイトを立ち上げたのに、運用が始まったとたん問題が次々と出てくる。本番環境でデザインが崩れていたことに気づいた、SNS連携がうまくいっていなかった、スタッフのオペレーションミスが止まらない——こうした悩みを抱える企業は想像以上に多いです。
導入直後は誰もが期待に満ちています。しかし現実には、テスト環境を用意していなかったため本番環境で修正を繰り返す、機能選択を後回しにして途中から変更を求める、運用人員が不足して属人化が進むといった課題が立ちはだかります。これらの失敗は、計画段階での見落としから生じているものがほとんどです。
導入企業が陥りやすい3つの落とし穴
MakeShop導入で失敗する企業には共通パターンがあります。
- テスト環境を後回しにしている:MakeShopには公式のステージング環境がないため、本番環境をコピーしたテスト領域を自社で構築する必要があります。これを省く企業は、修正のたびに本番に直結するリスクを背負うことになります。
- SNS連携の制限に気づかない:InstagramなどのSNS埋め込み機能は、MakeShopの標準機能では実装できません。LEEEPなどの外部サービス連携が必須となりますが、この事前調査を怠ると導入後に「できると思っていたのに」という事態が発生します。
- 運用体制を過小評価する:機能が豊富だからこそ、運用人員の負荷は想像以上に増えます。現場スタッフの実働時間と必要な権限設計を甘く見積もると、ボトルネックが生じて更新が止まります。
なぜ多くの企業が同じ失敗を繰り返すのか
企業がこうした失敗を繰り返す理由は明確です。
ECサイト制作とその後の運用は、全く異なる領域だと認識されていないからです。制作段階では「どう見えるか」に注力し、運用段階の「どう動かすか」は後付けになりやすい。その結果、機能選択や体制設計が不十分なまま本番がスタートしてしまうのです。
また、MakeShopのような高機能プラットフォームは柔軟性が高い分、「後から変更できる」という甘い見通しを生みやすいという特性もあります。実際には変更のたびに本番環境に影響が出たり、外部サービスの契約条件が噛み合わなかったりと、想定外のコストが発生します。
MakeShop運用トラブルの構造:機能選択ミスと現場の乖離

運用トラブルの根本原因を理解するには、MakeShopの仕組みそのものを把握する必要があります。
MakeShopは本番環境で直接編集・反映するタイプのプラットフォームです。Webサイト制作やシステム開発のようにステージング環境での事前検証が標準化されていないため、確認不足による本番への直結的な影響が避けられません。この構造を理解していない企業は、テスト体制を軽視する傾向があります。
テスト環境の構築を後回しにする弊害
MakeShop公式にはステージング環境がないという制限は、実は大きな課題です。
対策として、本番環境をコピーしたテスト環境を別途構築し、そこでプレビュー確認後に本番反映するという運用フローが必要になります。しかし多くの企業は「本番環境で直接編集できるなら、テスト環境は不要では」と考え、この重要なステップを省いてしまいます。
結果として、商品ページのレイアウト崩れ、カテゴリ設定の誤り、決済機能の動作不具合といった問題が本番で露出し、顧客に見られてしまう状況が発生するのです。その時点での修正は緊急対応になり、スタッフの疲弊につながります。
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SNS連携の見落とし:Instagram埋め込み対応
SNS連携は、現在のEC運用では避けられない要件です。
特にInstagram連携を前提としている企業は多いですが、MakeShopの標準機能ではInstagram投稿の直接埋め込みができません。代わりに、LEEEPなどの外部サービスを契約することで実現可能になります。ただし重要なのは、このサービスには利用条件や料金体系があるという点です。
導入計画段階でこの事実を見落とすと、「Instagramをサイトに埋め込みたい」という後発の要件に対応できず、追加投資や工期延長を余儀なくされます。特に、食品や美容といった視覚的な訴求が重要な業種ほど、この見落としが響きやすいです。
設定ミスが本番環境に直結する理由
MakeShopの管理画面では、商品情報、カテゴリ、送料設定、決済方法など、多数のパラメータを設定する必要があります。
これらの設定は本番環境で直接反映されるため、設定ミスはそのまま顧客に見える形で出現します。例えば、送料設定を誤ると顧客が不正な金額を見ることになりますし、決済情報の設定ミスは取引全体を阻害します。
設定の複雑さと本番への直結性を理解せず、スタッフが十分な確認なしに設定を進めるケースが非常に多いのです。だからこそ、本番反映前のテスト確認が生命線になるわけです。
失敗事例から見える:典型的な運用課題の4パターン
MakeShop導入企業が直面する失敗には、明確なパターンが存在します。
| 失敗パターン | 発生時期 | 主な原因 | 影響範囲 |
|---|---|---|---|
| テスト体制がない | 運用開始直後 | テスト環境構築の軽視 | 本番環境の品質低下 |
| デザイン優先の機能選択 | 導入計画段階 | 運用要件の後付け | 機能追加コスト増加 |
| SNS連携の未対応 | 導入後の追加要件 | 事前調査不足 | マーケティング機会損失 |
| 運用人員不足 | 本格運用段階 | 負荷想定の甘さ | 更新停滞・品質低下 |
パターン1:テスト体制がないまま本番運用を始める
MakeShop導入後、テスト環境を用意していない企業が陥りやすい最初の失敗が、本番環境での試行錯誤です。
商品ページのレイアウト確認、カテゴリ表示の順序、キャンペーンバナーの配置などを本番環境で直接確認すると、修正のたびに顧客に見える状態が変わります。これは信頼感の低下につながり、特にオープン直後は深刻な影響を及ぼします。
対策としては、本番環境をコピーしたテスト領域を事前に構築し、プレビューで十分に確認してから本番反映するというフローが必須です。このフローを制度化しておくことで、本番環境の安定性は大きく向上します。
パターン2:デザイン優先で機能選択を後決めする
多くの企業は、サイトの見た目(デザイン)に重点を置いてMakeShopの導入を進めます。
しかし、その過程で「どのような機能が必要か」という検討が後回しになる傾向があります。例えば、会員機能の詳細レベル、クーポン機能の発行方法、レコメンド機能の活用など、ビジネス上の重要な要件が十分に詰められないまま本番がスタートしてしまうのです。
その結果、「こういう機能が必要だった」という気づきが運用開始後に生じ、追加カスタマイズや外部サービス連携が必要になります。これは時間的・経済的なコストとして跳ね返ってきます。
パターン3:SNS連携の制限機能を認識していない
InstagramやTwitterとの連携を前提としてMakeShop導入を決めたのに、実装段階で「実は直接埋め込みができない」と判明するケースが非常に多いです。
特にInstagram埋め込みは、LEEEPなどの外部サービス連携が必須です。このサービスの利用にはそれぞれ条件や料金があり、契約プランによって機能が限定されることもあります。事前調査なしに導入を進めると、こうした制限に直面し、計画の変更を迫られます。
視覚的な訴求が重要な食品、美容、ファッション業界の企業ほど、SNS連携の失敗が売上機会の喪失につながりやすいため、特に注意が必要です。
パターン4:運用人員の不足を過小評価する
MakeShopは高機能なプラットフォームです。その分、運用に必要な知識や実働時間も増えます。
企業は「既存スタッフで兼任できるだろう」と甘く見積もることが多いのですが、実際には商品登録、在庫管理、キャンペーン運用、顧客対応といったタスクが山積みになります。運用人員が不足すると、更新が止まり、サイト全体の鮮度が低下し、売上伸び悩みにつながるケースが後を絶ちません。
特にWeb担当者が一人で兼任している企業では、この問題が深刻化しやすいです。運用チームの体制設計は、機能選択と同じくらい重要な経営判断なのです。
導入前に確認すべき判断基準:失敗を防ぐチェックリスト

MakeShop導入で失敗を避けるには、導入前の確認が決定的に重要です。
具体的には、以下の3つの軸で意思決定することが、その後の運用成功を左右します。
機能要件と運用体制のマッチング確認
MakeShopの導入を決める前に、以下を明確にしてください。
- ビジネスとして必須の機能は何か(会員機能、レコメンド、クーポン等)
- 3年間の成長を見越した場合、追加が見込まれる機能は何か
- それらの機能を運用するスタッフは確保できるか
- SNS連携が必要な場合、事前に外部サービスの契約条件を確認したか
これらを整理していない企業は、導入後に「実装できないと判明した機能」や「人手が足りない」といった課題に直面します。
テスト環境構築の優先度判定
MakeShop導入時には、必ずテスト環境構築のスケジュールと予算を組み込んでください。
本番環境をコピーしたテスト領域を用意し、編集内容をプレビューで確認してから本番反映するフローを制度化することで、本番環境の品質低下は99%削減できます。これは運用開始後の緊急対応コストを大幅に削減する投資です。
外部サービス連携の事前調査
Instagram埋め込み、顧客分析ツール、チャットボット、メルマガ配信システムなど、外部サービスとの連携が必要な場合は、以下を確認しておいてください。
- MakeShopと統合可能か(技術的な互換性)
- 利用料金とプラン内容
- 契約期間と解約条件
- サポート体制と日本語対応の有無
特にSNS関連の連携は、事後対応では大きなコスト増になるため、導入前の確認が必須です。
実際の導入企業が経験した課題事例:売上改善への転機
MakeShop導入企業の中には、失敗を乗り越えて大きく売上を伸ばした事例があります。
その共通点は、課題を認識した後に体制を整備し直したということです。
事例:テスト体制導入で本番トラブル99%削減
食品卸売企業がMakeShopで本店ECサイトを立ち上げた直後、商品ページの誤表記や在庫設定の齟齬が頻繁に発生していました。
本番環境での直接編集を続けることで、顧客に見える品質が常に不安定な状態でした。その企業は、MakeShop導入を支援した制作企業のアドバイスを受け、本番環境をコピーしたテスト領域を構築し、プレビュー確認後の本番反映というフローに切り替えました。
その結果、本番環境でのトラブルは月1件程度まで削減され、スタッフの精神的な負担も大幅に軽減されました。この安定性の向上は、その後の売上成長の基盤となりました。
事例:SNS連携を正しく設計し認知拡大に成功
美容健食品メーカーは、Instagram連携が必須と考えてMakeShop導入を進めていました。
しかし導入後、「InstagramをWebサイトに埋め込みたい」という要件に対応できず、LEEEPなどの外部サービス契約が必要だと判明しました。この企業は、複数の外部サービスを比較検討し、自社のニーズに最適なツールを選定しました。
SNS連携を正しく実装することで、Instagram投稿がWebサイトに自動表示され、顧客接点が大幅に増えました。その結果、ブランド認知が拡大し、月単位での新規顧客獲得が加速しました。
事例:運用代行で月商600万円から1500万円へ
ベビー服ブランドは、MakeShop導入当初、Web担当者が一人で全運用を兼任していました。
商品更新の停滞、キャンペーン企画の遅延が続き、サイトの鮮度が低下していました。その企業は、専門の運用代行サービスを導入し、商品管理、SNS運用、SEO対策を外部チームに委託しました。
運用体制の充実により、より頻繁な商品更新、計画的なキャンペーン実施が可能になりました。その結果、月商は600万円から1500万円へ成長し、プラットフォームの機能を最大限活用できるようになったのです。
MakeShopについて少し聞いてみたい、導入後の方向性が合っているか知りたいといった内容でしたら、株式会社猫の手にご相談ください。MakeShop特別認定パートナーとして、分かりやすく整理してお伝えします。
MakeShop運用で陥りやすい3つの失敗パターンと原因分析

MakeShop運用で繰り返される失敗には、深い構造的な原因があります。
単なるミスではなく、プラットフォームの仕組みと運用体制のギャップが生み出す必然的な失敗なのです。
失敗パターン1:プレビュー確認なしで本番反映
MakeShop管理画面での編集作業は、本番環境に直結しています。
商品ページの見出し修正、画像の差し替え、説明文の追加といった小さな変更であっても、プレビュー確認なしで反映してしまうと、意図しない表示崩れやリンク切れが発生することがあります。
これは「小さな変更だから大丈夫」という心理バイアスが原因です。MakeShopのような本番直結型のプラットフォームでは、作業規模の大小を問わず、プレビューでの確認は必須のステップなのです。
失敗パターン2:外部サービス契約の未把握
MakeShopの機能だけでは実現できない要件に対応するため、多くの企業は外部サービスとの連携を検討します。
しかし、これらのサービスの契約条件を十分に把握していないまま、「MakeShopなら何でもできる」という誤った期待を持ち続けるケースがあります。特にSNS連携に関しては、事前の調査不足が招く後発の課題が多いです。
外部サービス連携には常に時間と費用がかかるという認識を、企画段階で共有しておくことが重要です。
失敗パターン3:運用フローの属人化による品質低下
運用スタッフが限定的な場合、特定の人物だけが運用方法を理解している状態になりやすいです。
その人が休暇を取ったり異動したりすると、運用が止まったり、新しいスタッフが手探りで対応したりすることになり、品質が低下します。これは長期的な運用の持続性を脅かす重大な課題です。
運用フローのドキュメント化と、チーム内での役割分担の明確化が、こうした属人化を防ぐ鍵になります。
トラブルを防ぐ運用体制の構築:本番環境を守る仕組み
MakeShop運用で成功する企業は、導入後に堅牢な運用体制を構築しています。
これは、単なる日々の業務ではなく、本番環境の品質を守るための仕組みなのです。
テスト環境の正しい構築方法と活用フロー
MakeShopはステージング環境が公式には用意されていないため、本番環境をコピーしたテスト環境を自社で構築する必要があります。
このテスト環境の正しい使い方は、以下のフローです。
- テスト環境で商品情報や設定を修正する
- 修正内容をプレビューで十分に確認する
- 問題がないことを確認してから本番環境に反映する
このフローを制度化することで、本番環境への誤反映は大幅に削減できます。テスト環境の構築には初期コストがかかりますが、その後の運用における品質向上と心理的な安定性を考えると、投資対効果は極めて高いのです。
機能選択を後で変更できる柔軟な設計
MakeShop導入時に全ての機能を決めることは、実際には不可能です。
ビジネスの成長に伴い、新しい機能要件が出現するのは自然なことです。だからこそ、導入時の機能設計は「必須要件に限定する」「将来の追加を前提に設計する」という2つの原則を守ることが重要です。
後から機能追加や仕様変更ができる構造を最初から意識しておくことで、運用の柔軟性は大幅に向上します。
SNS連携の事前検証プロセス
InstagramなどのSNS連携が必要な場合は、以下のプロセスを導入前に完了させてください。
- MakeShopとの技術的な互換性の確認
- 必要な外部サービス(LEEEPなど)の料金体系と機能の把握
- 外部サービスの契約手続きと導入スケジュール
- 本番環境での試運用と問題点の抽出
特にInstagram埋め込みに関しては、LEEEPなどのサービスの利用条件を事前に確認することで、予期しない追加費用や機能制限を避けることができます。
運用チームの役割分担と権限設計
MakeShop運用を複数のスタッフで担当する場合、以下の役割分担を明確にしてください。
- 商品管理担当:商品登録、在庫管理、価格設定
- サイト運用担当:ページ編集、キャンペーン企画、デザイン修正
- カスタマー対応担当:注文対応、問い合わせ管理、返品手続き
- レビュー・承認者:本番反映前のプレビュー確認と最終承認
特に「レビュー・承認者」という役割を明確に設けることで、不適切な本番反映を防ぐことができます。また、各担当者の権限を最小限に限定することで、誤操作のリスクも軽減されます。
MakeShop導入を成功させるには、失敗パターンの理解が不可欠
MakeShop導入企業の多くは、高い期待を持ってプロジェクトを開始します。
しかし、運用が始まった後に初めて「こんなはずではなかった」という現実に直面することになります。その原因は、導入前の計画段階にあるのです。
テスト環境の軽視、機能要件の後回し、外部サービス連携の事前調査不足、運用人員の過小評価——これらは全て、計画段階で防げる失敗です。
つまり、MakeShop導入の成功とは、導入前に失敗パターンを理解し、それを避けるための体制を整備しておくことなのです。機能の豊富さやデザインの美しさは、その後の話なのです。
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お客様の成功事例
月商500万円規模の食品・健康食品ECサイト様
課題:MakeShop導入直後から、受注データとCSVエクスポートの不整合が頻発し、出荷ミスが月に10件以上発生していました。また、在庫管理との連携設定が不完全なまま運用を開始してしまったため、欠品状態でも注文が入り続けるという深刻なトラブルを抱えていました。バックヤード業務の混乱が続き、スタッフの負担も限界に近い状況でした。
施策:まず現状の運用フローを丁寧にヒアリングし、受注管理・在庫連携・出荷フローの全体設計を見直しました。MakeShopの管理画面設定を正しい構成に組み直し、外部の在庫管理システムとのAPI連携も安定した形で再構築しました。あわせて、担当者が自走できるよう操作マニュアルと運用ルールを整備し、定期的な確認フローも設けました。
結果:出荷ミスが翌月にはゼロ件となり、バックヤード業務にかかる工数が約40%削減されました。安定した運用基盤が整ったことで、販促施策に集中できる環境が生まれ、導入から6ヶ月後には月商が約680万円まで成長しています。
月商200万円規模のインテリア・雑貨ECサイト様
課題:MakeShopのデザインカスタマイズを社内で進めていたものの、スマートフォン表示が崩れる箇所が複数残ってしまい、カート離脱率が高い状態が続いていました。また、商品ページの構成が購買導線を意識した設計になっておらず、せっかく集客できていても成約につながらないという悩みを抱えていました。
施策:モバイル表示の崩れを一つひとつ精査し、各デバイスで正しく表示されるよう構造から見直しました。同時に、商品ページの情報設計を購買心理に沿った流れに組み直し、商品の魅力が伝わるコンテンツ構成へと改善しました。カートボタンの配置やページ内導線についても、実際のユーザー行動を踏まえた形で調整を行いました。
結果:スマートフォンからのカート離脱率が改善し、モバイル経由のコンバージョン率が約1.8倍に向上しました。施策から3ヶ月後には月商が約310万円に達し、サイト全体としての収益基盤が安定しています。
この記事を書いたのは・・・
猫の手 web部門
株式会社猫の手のweb製作部門です!のECサイトに関するおすすめ情報やWEB製作に関する情報を発信していきます。makeshopやカラーミー、shopifyやeccubeなどECサイトのサービス情報も発信していきます。

