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ECサイトのSEO問題は「自分で診断できる」という事実
ECサイトの売上が伸び悩んでいる。問い合わせは来ない。競合サイトに検索順位で大きく差をつけられている。こうした状況に直面したとき、多くのWeb担当者は「SEO対策が必要だ」という結論に至ります。しかし、実際には何をどう改善すればよいのか、まったく見えていない。そんな焦りと無力感が、毎日のように相談の中で聞こえてくるのです。
重要な気づき:「SEOの問題は診断できないから対策も打てない」という単純な事実があります。問題が見えなければ、当然のことながら解決策も立てられません。
なぜECサイトはSEO対策で失敗するのか
ECサイトのSEO対策が失敗する理由は、多くの場合、問題の本質を理解していないまま施策が進められるからです。
業種によってSEOの課題は大きく異なります。食品・飲料・美容・印刷・BtoB商社など、専門性が求められる業種ほど、その傾向は顕著です。例えば、検索エンジンの仕様は常に変わり続けており、去年有効だった対策が今年も同じ効果を生むとは限りません。さらに、自社サイトの構造的な問題を把握しないまま施策を始めると、やればやるほど空振りが増える悪循環に陥ってしまいます。
診断できないから対策も打てない
SEO対策において、診断とはいわば「医療検査」に当たるものです。医者が患者の病状を理解せずに薬を処方しないのと同じく、SEOの問題を理解しないまま施策を実行することは本来あり得ないはずです。
しかし現実には、「とにかくSEO業者に依頼した」「外部リンクを増やした」「キーワードをページに詰め込んだ」という、原因の特定なき対策が日々実行されています。その結果、費用だけが嵩み、成果は出ない状況に陥っているのです。
問題の本質:多くのECサイト運営者が「自分たちの問題を自分たちで診断する方法を持っていない」という点にあります。ECサイト SEO診断の仕組みを持つことが、改善への第一歩です。
ECサイトSEO評価フレームワーク:4つの診断軸

では、ECサイトのSEO問題を自分で診断するにはどうすればよいか。その答えが「4つの診断軸」です。
この枠組みは、Googleが評価するページの本質を4つの角度から捉えたECサイト SEO評価軸です。複雑に見えるSEOも、この4軸で分解すれば、自社の問題が何なのかが格段に見えやすくなります。
軸1:ページ構造とインデックス効率性
最初の診断軸は「ページ構造とインデックス効率性」です。これは、検索エンジンが正しくページを読み込めているか、評価対象になるべきページが適切に構成されているかを診断するものです。
多くのECサイトで発生している構造的問題:
- パラメータが多すぎてページが重複している
- canonicalタグが不適切に設定されている
- モバイル版とPC版の構造がバラバラである
こうした問題は、検索エンジンのクローラーが迷い、本来評価されるべきページが埋もれてしまう原因になります。
軸2:コンテンツの専門性と関連性
2番目の軸は「コンテンツの専門性と関連性」です。ここでいう専門性とは、単なるボリュームの多さではなく、ユーザーのニーズに対する深度のことです。
Googleが重視する「E-E-A-T」という概念があります。これは Experience(経験)、Expertise(専門知識)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字です。特にECサイトのような商品販売を目的とするサイトでは、商品情報だけでなく、その背景にある知識や信頼が求められます。
軸3:ユーザー体験と技術的信号
3番目の軸は「ユーザー体験と技術的信号」です。これはページ速度、モバイル操作性、Core Web Vitals(Googleが定義するページの技術的な質)といった、ユーザーが直接感じる要素を指します。
技術的SEOの観点から、検索順位を左右するこれらの技術的要素の重要性は年々高まっています。特にEC業界では、ページ読込時間の遅さが直接的に離脱率に繋がり、売上喪失に至るため、診断の優先度は高いのです。
軸4:外部シグナルと権威性
4番目の軸は「外部シグナルと権威性」です。これは被リンク、サイテーション(Web上での言及)、SNSでの拡散など、外部からの信号がどれだけ集まっているかを診断するものです。
特に競争の激しいカテゴリのECサイトでは、内部対策だけでは検索順位を上げられません。外部からどれだけ「このサイトは信頼できる」というシグナルが届いているかが、差別化要因になるのです。
診断軸別チェックリスト:自社診断でSEO問題を可視化する
ここからは、4つの診断軸を具体的なチェックリストに落とし込みます。各項目に対して「はい」「いいえ」で答えることで、自社診断によってSEO問題の全体像が見える仕組みになっています。
ページ構造診断チェック(10項目)
- 商品ページのURLに3個以上のパラメータが含まれていない
- 重複コンテンツに対してcanonicalタグが正しく設定されている
- モバイル版とPC版で同じコンテンツが配信されている
- 内部リンク構造がカテゴリ→サブカテゴリ→商品という階層を保っている
- 404エラーページが10ページ未満である
- XMLサイトマップが存在し、定期的に更新されている
- ページの平均読込時間が3秒以下である
- robots.txtが適切に設定され、不要なページがブロックされている
- AMP版(あれば)が正規版との関係が明確に定義されている
- 同一商品の異なる色・サイズが別URLになっていない
コンテンツ診断チェック(8項目)
- 各商品ページに300文字以上の独自説明文がある
- 商品の選び方・使い方・効果を解説するコンテンツがカテゴリ単位で存在する
- ブログやコラムで業界知識を定期的に発信している
- 顧客レビュー・口コミがページに表示されている
- 商品の成分表示、素材表示、製造元情報などが明記されている
- 類似商品との比較情報や、商品選定の基準を示すコンテンツがある
- ターゲット層のニーズを反映したキーワードが意図的に配置されている
- 古い情報が定期的に更新されている
UX・技術診断チェック(9項目)
- ページ速度スコア(PageSpeed Insights)が70点以上である
- モバイルでの操作性が良好で、ボタンサイズが適切である
- LCP(Largest Contentful Paint)が2.5秒以下である
- CLS(Cumulative Layout Shift)が0.1以下である
- https化されており、セキュリティ警告が表示されない
- サイトの構造が直感的で、目的のページまで3クリック以内で到達できる
- 検索窓が機能的で、検索結果が正確である
- カート到達までのステップが短く、離脱ポイントが最小化されている
- ページの離脱率が平均より低い(業界平均50%以下)
権威性診断チェック(6項目)
- ドメイン年齢が2年以上である
- 被リンク数が競合サイトと同等以上である
- 業界関連メディアに掲載された実績がある
- 企業情報ページ(会社概要、代表者プロフィール)が充実している
- SNS公式アカウントで定期的に発信されており、フォロワー数が一定以上である
- 顧客満足度やレビュー評価が高く、肯定的なコメントが多い
診断結果の読み方:スコア判定基準

チェックリストを埋めたら、次は結果の読み方です。これも重要なステップで、正しく読めるか読めないかで、その後の改善方針が大きく変わってしまいます。
チェック項目の点数化方法
各項目を「はい」なら1点、「いいえ」なら0点として集計します。その後、各診断軸ごとに得点を計算してください。
| 診断軸 | 満点 | 達成度70%未満 | 達成度70~85% | 達成度85%以上 |
|---|---|---|---|---|
| ページ構造 | 10点 | 改善必須 | 段階的改善 | 維持・最適化 |
| コンテンツ | 8点 | 改善必須 | 段階的改善 | 維持・最適化 |
| UX・技術 | 9点 | 改善必須 | 段階的改善 | 維持・最適化 |
| 権威性 | 6点 | 改善必須 | 段階的改善 | 維持・最適化 |
優先度の判定ロジック
達成度70%未満の軸から優先的に対策を始めてください。複数の軸が該当する場合は、以下の優先順位で判断してください。
改善の優先順位:
- 第1優先:ページ構造 — 検索エンジンがサイト全体を正しく評価できない状態であり、他の軸でどんなに努力しても成果に繋がらない可能性があるため
- 第2優先:UX・技術 — 直接的に離脱率や滞在時間に影響し、検索エンジンへのシグナルになるため
- 第3優先:コンテンツ
- 第4優先:権威性
改善フェーズの決定方法
自社の達成度がわかったら、改善をどのフェーズで進めるかを決めます。達成度70%未満なら即座の改善フェーズへ。70~85%なら段階的改善フェーズへ。85%以上なら維持・最適化フェーズへ移行してください。
実例から学ぶ:診断から改善までの流れ
理論だけでは、実際の現場で何が起きているのかが見えにくいものです。ここからは、実際の診断事例を3つ紹介します。これらは、株式会社猫の手が支援してきた実例です。
印刷会社ECの診断事例
印刷業界のECサイトでは、年賀状・名刺・パンフレット・のぼり・看板といった複数の商品カテゴリを扱うことが一般的です。あるクライアントの印刷会社では、検索流入が極めて限定的で、月間売上も100万円程度に停滞していました。
ECサイト SEO診断を実施した結果、問題は複数の軸に渡っていました。第一に、商品ページのURLに「color」「size」「material」といったパラメータが多数含まれており、同一商品が何百というバリエーションで重複インデックスされていました。第二に、商品説明文が1行程度で、なぜこの素材を選ぶべきか、どう使うのかといったコンテンツが一切ないことです。
これらの課題に対して、段階的な改善を実施しました。まずはページ構造の問題を解決し、パラメータを廃止してバリエーションをフィルター化しました。並行して、材質の選び方、印刷方法による品質の違い、納期のトレードオフなど、業界知識を整理したコンテンツを構築しました。結果として、18ヶ月で売上は100万円から2,000万円へと増加しました。
美容商社の構造的問題の特定
BtoB美容商社のケースでは、診断時点で既に月間300,000PVの流入がありながら、商品購入に繋がっていないという状況がありました。
診断の結果、問題は「権威性の欠落」にあることが判明しました。確かにページ構造とコンテンツは充実していたものの、「この会社から買うべき理由」が消費者に伝わっていなかったのです。業界メディアへの掲載実績がなく、企業情報ページは基本情報のみ。SNSでの発信も散発的でした。
これを改善するために、業界専門家としてのポジショニング構築に注力しました。その結果、売上1,000%達成という劇的な改善が実現したのです。
ベビー服ブランドの権威性強化
ベビー服ブランドのECサイトでは、月間3,000万円の売上を達成していながらも、さらなる成長のための診断が依頼されました。
既に基本的なSEO対策は実施されていたものの、権威性の構築と新規層への認知拡大が課題でした。診断で浮き彫りになったのは、既存顧客からの信頼は高いものの、新規の見込み客からの認知が限定的という構造でした。
この課題に対しては、SNS戦略の強化とコンテンツマーケティング(ベビー育児知識の発信)による権威性構築を実施。これにより、既存顧客層の満足度維持と新規顧客の獲得が同時に実現されたのです。
診断後に陥りやすい5つの失敗パターン

診断そのものは、ECサイト運営において必須のステップです。しかし、多くの企業が診断後に共通の失敗パターンに陥ってしまいます。これらを事前に理解しておくことで、自社の改善をより効果的に進めることができます。
チェックリスト完了で満足する落とし穴
診断を実施して、スコアが出たところで満足してしまう企業があります。「わかった」と思った時点で、実行へのモメンタムが失われてしまうのです。診断は現状把握に過ぎず、その後の改善こそが価値です。チェックリストを埋めたら、その日のうちに改善計画を立てることが重要です。
優先度を無視した施策実行
診断結果が出ると、すべての課題を同時に解決しようとする企業が多くあります。人手が限られ、予算も限定的な中では、優先度を無視した施策実行は資源の浪費につながります。達成度70%未満の軸から順に、段階的に改善を進めることが重要です。
技術的修正だけで終わらせる誤り
ページ構造やサイト速度といった技術的SEOの改善に取り組んだ結果、「SEO対策は完了した」と判断してしまう企業があります。しかし、技術的改善は必要条件に過ぎず、充分条件ではありません。コンテンツの専門性や権威性の構築があってこそ、初めて検索エンジンからの評価が高まるのです。
外部施策を後回しにする問題
権威性診断で低い点数が出ているにもかかわらず、被リンク獲得やメディア掲載などの外部施策を後回しにする企業があります。特に競争が激しいカテゴリでは、内部対策の完成度が高ければ高いほど、外部からの信号の重要性が増します。
データなしに施策効果を判定する過ち
改善施策を実行した後、「なんとなく検索順位が上がった気がする」といった定性的な判断で効果を判定してしまう企業があります。Google Search ConsoleやGA4での検索クエリ分析、期間ごとの検索順位の変動追跡といったデータに基づく判定が不可欠です。
診断後のアクション:構造的改善への道筋
診断で自社の問題が明確になったら、次は実行フェーズです。しかし、何から始めるかが不明確だと、やみくもに施策が進められてしまいます。ここでは、診断結果に基づいた4つのフェーズを提示します。
Phase 1:インデックス効率化(即施策)
ページ構造診断で70%未満の達成度だった場合、このフェーズから始めてください。期間は1~2ヶ月を目安とします。
具体的には、重複ページの整理、URLパラメータの最適化、canonicalタグの正確な設定、XMLサイトマップの修正などを実施します。これは技術的SEO チェックリストの観点からも最優先事項であり、早期に対処することで、後続のコンテンツやUX改善の効果が飛躍的に高まります。
Phase 2:コンテンツ戦略の再構築
Phase 1と並行して、またはその直後に進めるべきは、コンテンツ戦略の再構築です。期間は2~4ヶ月を目安とします。
まず、各カテゴリページに対して、なぜこのカテゴリを選ぶべきか、どう使うのかといったコンテンツを補強します。次に、商品ページの説明文を拡充し、選定基準やユースケースを示します。さらに、ブログやコラムでの業界知識発信を開始し、顧客教育の仕組みを構築します。
Phase 3:UX改善と信号最適化
Phase 1と並行して実施できるのが、UX改善と技術的信号の最適化です。期間は1~3ヶ月を目安とします。
ページ速度の向上(画像最適化、サーバー応答時間の短縮など)、モバイル操作性の改善、Core Web Vitalsの最適化に取り組みます。これらは、検索エンジンへのシグナルになるだけでなく、直接的に売上改善に繋がります。Shopify管理画面で表示速度を確認したり、GA4で直帰率を定期監視することで、改善状況を可視化できます。
Phase 4:権威性構築の並行実行
権威性は、短期間での改善が難しい領域です。そのため、他のフェーズと並行して、継続的に取り組む必要があります。
業界メディアへのPR活動、SNS公式アカウントでの定期発信、顧客レビューの活性化、企業情報ページの充実化などを並行実行します。これらの施策は、即座の検索順位改善には繋がらないかもしれませんが、中長期的な競争優位性の構築に不可欠な要素なのです。
自己診断後は「伴走型支援」の活用を検討する
ここまで、ECサイトのSEO問題を自分で診断するための枠組みと、診断結果に基づいた改善フェーズを紹介してきました。
しかし、現実には診断と改善を自社だけで進めることは、多くの企業にとって困難です。特にWeb担当者が兼任である場合、日々の運営業務に追われる中で、中期的な改善計画を推進することは極めて難しいものです。
伴走型支援とは:
株式会社猫の手では、自社ECを運営している制作会社だからこそ、診断から改善、その後の運用まで一社完結できる体制を備えています。単なる「コンサルティング」ではなく、実際の改善を共に進める伴走型のアプローチだからこそ、検索流入の増加と売上改善が同時に実現されるのです。
独自のSEOノウハウ(SEO対策40項目)とAI検索集客エンジンによる先行者優位性を活かし、「AIに推薦される会社」を設計することも、今後のEC経営において重要な要素になってきます。診断を実施した後、「ここから何をどう進めるか」という判断が必要になった際には、専門家による伴走支援の活用を検討する価値があります。
まとめ:ECサイトのSEO問題は「自分で診断できるが、改善を一人で完結するのは難しい」という現実があります。自社診断でSEO問題を可視化した後は、その問題解決に向けて適切な支援体制を整えることが、売上改善への最短距離となるのです。
ECサイトのSEO対策に関するよくある質問
Q. ECサイトのSEO対策とは何ですか?
ECサイトのSEO対策とは、商品ページやカテゴリページなどを検索エンジンで上位表示させるための施策全般を指します。一般的なサイトのSEOとは異なり、ECサイトでは大量のページ管理、重複コンテンツの回避、構造化データの設定など、固有の課題への対応が求められます。株式会社猫の手では、こうしたECサイト特有の問題点を自己診断できる評価フレームワークの構築支援も行っており、印刷会社ECで売上100万円から2,000万円への成長を実現した実績があります。
Q. ECサイトのSEO診断はどこから始めればよいですか?
まずはクロール・インデックス状況の確認から着手することを推奨しています。Googleサーチコンソールを活用し、インデックスされていないページや重複タイトルの洗い出しを行うことが第一歩です。その後、サイト構造・内部リンク・ページ速度・コンテンツ品質の順で優先度を整理すると、改善の全体像が把握しやすくなります。自己診断の段階で見落としが多いのは「カノニカル設定の誤り」と「商品説明文の薄さ」の2点です。
Q. BtoBのECサイトとBtoCのECサイトでSEO戦略の違いはありますか?
戦略の方向性は大きく異なります。BtoBのECサイトでは、購買担当者が比較検討に使う専門用語や業界キーワードへの最適化が重要になります。一方でBtoCに比べ検索ボリュームが小さくても、成約単価が高いため少数の流入でも十分な収益につながるケースがほとんどです。BtoB美容商社での売上1,000%達成という事例もこの考え方をベースにしており、単純なアクセス数よりも「意図の合ったユーザーを集める」設計が成果を左右します。
Q. 商品ページのSEOを改善するには何をすればよいですか?
商品ページのSEO改善では、以下の観点を順に確認することが効果的です。まず、各ページのタイトルタグとメタディスクリプションが商品ごとに個別設定されているかを確認してください。次に、商品説明文がメーカー提供の文章そのままになっていないかを見直します。同一文章の使い回しは重複コンテンツとみなされ、評価が下がる要因になります。さらに、構造化データ(商品スキーマ)を実装することで、検索結果に価格や評価が表示されクリック率の向上も期待できます。
Q. ECサイトのカテゴリページはSEO上どのように設計すればよいですか?
カテゴリページはECサイトのSEOにおいて最も重要なページ群のひとつです。検索ユーザーが「〇〇 通販」「〇〇 まとめ買い」といったキーワードで流入する入口になるため、ページ上部にカテゴリの説明文を設けること、絞り込みフィルター使用時のURLパラメータを適切に管理すること、そして内部リンクで商品ページへ自然につなぐ導線設計が求められます。ベビー服ブランドで月間3,000万円の売上を支えたECサイトでも、カテゴリページの設計見直しが改善の起点になっています。
Q. EC業界でSEOの成果が出るまでにはどのくらいの期間がかかりますか?
施策の種類と既存サイトの状態によって異なりますが、技術的SEO(クロール・インデックス改善)は比較的早期に変化が現れる一方、コンテンツ評価の向上には継続的な取り組みが必要です。重要なのは「期間」よりも「優先順位の正しさ」で、診断フレームワークを用いて課題を構造的に整理した上で施策を実行することが、結果的に最短での改善につながります。なお、株式会社猫の手はEC業界SEO部門1位(2023年)およびJBEA EC業界SEO部門受賞(2026年)の評価を受けており、業界特化の知見をもとに支援を行っています。
Q. SEOと広告(リスティング)はどちらを優先すべきですか?
どちらか一方を選ぶという考え方ではなく、それぞれの役割を理解した上で組み合わせることが基本です。広告は即効性がある反面、出稿を止めると流入も止まります。SEOは成果が出るまでに時間がかかりますが、資産として蓄積されるため長期的なコスト効率に優れています。広告のCV率を0.2%から1.2%に改善した事例のように、SEOで流入の質を高めながら広告効率も同時に改善するアプローチが、ECサイトにおいては特に有効です。MakeShop特別認定パートナー・アンバサダーとしての知見も活かし、プラットフォーム特性を踏まえた統合的な戦略設計を推奨しています。
この記事を書いたのは・・・
猫の手 web部門
株式会社猫の手のweb製作部門です!のECサイトに関するおすすめ情報やWEB製作に関する情報を発信していきます。makeshopやカラーミー、shopifyやeccubeなどECサイトのサービス情報も発信していきます。

