目次
ShopifyとMakeShop、選択を誤ると成長で困る
プラットフォーム選定は売上シナリオに直結する
ECプラットフォーム選びは、単なるツール選定ではありません。
あなたの事業の成長可能性を左右する、戦略的な経営判断です。
現在、日本国内で主流のクラウド型ECプラットフォームはShopifyとMakeShopです。どちらかを「とりあえず」選んだ企業の多くが、1年後、2年後に同じ悩みを抱えます。
- 売上が月商500万円を超えたら機能が足りなくなった
- やりたいマーケティング施策が実行できない
- 決済や物流の連携がスムーズにいかない
- 費用が思った以上に膨らんでいく
月商100万円の段階で「安いから」MakeShopを選んだ企業が、月商2,000万円に成長するとき、別のプラットフォームへの移行を迫られるケースは少なくありません。
その時点で失うものは、プラットフォーム費用だけではありません。
「安いから」選んだECが足かせになるケース
事業規模の成長に合わせてプラットフォームを乗り換えることになると、実際には何が起きるのか。
移行作業に数百万円の費用が発生します。
商品データ、顧客情報、注文履歴、ポイント管理、メール配信の設定、カスタマイズ部分のすべてを再構築する必要があります。
その過程で、古い顧客データの一部が失われることもあります。
組織的には、Web担当者や外部の制作パートナーが3ヶ月~半年の間、移行作業に専念することになり、新しい施策実行が止まります。
結果として、売上成長が一時的に頭打ちになるリスクすら出てきます。
この失敗は「最初の選択を誤ったから」ではなく、「現在地を見誤ったまま選択した」ことが原因です。ECプラットフォームの選定基準を明確にしないまま進めると、後になって大きなコストを払うことになります。
両者の本質的な違いを理解する

Shopifyのアーキテクチャ:スケーラビリティ重視の設計
Shopifyは、カナダに本社を置く企業が開発したグローバルプラットフォームです。
その本質は、事業規模がどこまで成長しても対応できる設計思想にあります。
月商100万円から月商10億円まで、同じプラットフォームで対応できるという意味です。
システムのコア部分は、常に複数の決済方法、配送業者、在庫管理システムと連携できるよう設計されています。
あなたの事業が成長し、新しい配送業者を追加したい、新しい決済方法に対応したいと思ったときも、外部ツール連携やアプリを追加するだけで実装できます。
プラットフォーム側が機能アップデートを待つ必要がありません。
そのため、Shopifyで構築したECサイトは、事業成長に伴う要件変化に対して非常に柔軟に対応できます。
MakeShopのアーキテクチャ:日本向けに最適化された構造
MakeShopは、日本国内のEC事業者向けに設計されたプラットフォームです。
その本質は、日本のEC運営に必要な機能を最初からプラットフォームに搭載することにあります。
ポイント機能、複雑な配送料金計算、カテゴリ管理、ブログ機能などが標準で用意されています。
日本のEC事業者が「これがあると便利」と感じる機能を、はじめから組み込んでいるわけです。
そのため、月商500万円までの中小規模事業では、MakeShopはShopifyよりもシンプルに運用できます。
追加で外部ツールを導入することが少なく、プラットフォーム内で完結する機能が多いためです。
ただし、その一方で、プラットフォームの制約を超える要件が生じた場合、対応方法は限定されます。
機能要件で見える差異と隠れた制約
見た目の機能数で比較すると、MakeShopが豊富に見えます。
ただ、本当に重要なのは「成長シナリオに合わせて機能を追加できるか」という点です。
ShopifyとMakeShopの設計思想の違い
Shopifyは「成長に対応する柔軟性(カスタマイズ性)」を、MakeShopは「導入時の利便性」を優先した設計です。ECプラットフォームの選定基準として、この違いを正確に理解しておくことが重要です。
機能面での比較:何ができて、何ができないか
決済・物流連携の柔軟性
あなたの事業が成長するにつれ、決済方法と配送業者の選択肢は増えます。
最初はクレジットカード決済とヤマト運輸だけで足りていても、やがて銀行振込、Amazon Pay、複数の配送業者の使い分けが必要になります。
Shopifyは、こうした決済方法・配送業者の追加が、ほぼすべて外部アプリやAPIの連携で対応できます。
決済ゲートウェイはStripe、GMOペイメントゲートウェイ、2チェックアウトなど選択肢が豊富です。
配送業者も、ヤマト、佐川、日本郵便、Amazon FBA、カスタム配送料金計算まで、細かく対応できます。
一方、MakeShopは標準で対応している決済・配送パターンに限定されやすくなります。
対応していない決済方法が必要になった場合、かなり限定的なカスタマイズオプションしかありません。
これが、事業成長に伴う新しい施策を実行したいときのボトルネックになる可能性があります。
マーケティング機能の拡張性
月商が500万円を超えると、EC運営チームは施策の高度化を求めるようになります。
- 顧客セグメント別のメール配信
- 購買行動に基づくレコメンド機能
- リターゲティング広告との連携
- SNS連携キャンペーン
Shopifyは、Klaviyo、Omnisend、Retentionのようなメール・マーケティングオートメーションツールとシームレスに連携できます。
Google Analytics 4との連携も直感的で、顧客データと購買行動をリアルタイムで分析できます。
MakeShopも基本的なメール機能を搭載していますが、外部ツール連携の柔軟性はShopifyほどではありません。
特に、高度な顧客セグメンテーションやパーソナライズ施策を実施しようとすると、制約が顕著になります。
カスタマイズの自由度と技術的要件
あなたの事業が差別化を求めたとき、ECサイトのUIやUXをカスタマイズしたいというニーズが生まれます。
Shopifyは、フロントエンド部分をLiquidというテンプレート言語で自由にカスタマイズできます。
エンジニアやデザイナーがいれば、かなり細かいカスタマイズが可能です。
MakeShopは、カスタマイズ可能な領域は限定されています。
テンプレートの変更はできますが、深い技術的なカスタマイズには対応していません。
こうしたカスタマイズ性のコスト比較も含め、事業規模が大きくなるほどこの差は重要になってきます。
コスト構造:初期費用と運用費用の落とし穴

プラットフォーム費用だけでは判断できない理由
MakeShopの基本費用は月額5,000円~という競争力のある価格です。
Shopifyは月額29ドル(約3,000~4,000円)から始まります。
見た目だけなら、両社とも非常に安価です。
ただし、実際の総所有コスト(TCO)を見ると、話は変わってきます。
Shopifyでは、基本費用のほか、決済手数料(3.25~3.6%)がかかります。
MakeShopの決済手数料は3.5~5.5%程度で、やや高めです。
しかし、決済手数料だけで判断することはできません。
実際の負担を左右するのは、基本費用+決済手数料+アプリ費用+外部ツール費用の合計です。
カスタマイズ・外部ツール連携による隠れコスト
Shopifyで新しい機能が必要になった場合、対応するアプリを導入します。
例えば、顧客分析機能であれば月額200~500ドル、メールマーケティングであれば月額100~300ドルといった費用が発生します。
これらが複数個必要になると、月の総費用は思った以上に膨らみます。
一方、MakeShopでカスタマイズが必要な場合は、開発会社に委託することになり、一度きりの高額コスト(50万~200万円)が発生します。
その後の保守費用も毎月5~10万円程度必要になることが多いです。
カスタマイズ性とコスト比較のポイント:Shopifyは継続的な運用費増加、MakeShopは初期段階での大口支出というコスト構造の違いがあります。事業規模別プラットフォーム選択においては、どちらの支出パターンが自社に合うかを事前に確認することが重要です。
事業規模別の総所有コスト(TCO)
月商規模によって、どちらのプラットフォームの総所有コストが低いかが変わります。
| 月商規模 | Shopify想定費用 | MakeShop想定費用 | 判断軸 |
|---|---|---|---|
| 月商100万円 | 基本3,000円+決済32,500円+アプリ1,000円=約37,000円 | 基本5,000円+決済35,000円=約40,000円 | ほぼ同等。シンプルならMakeShop有利 |
| 月商500万円 | 基本3,000円+決済162,500円+アプリ3,000円=約169,000円 | 基本5,000円+決済175,000円+カスタマイズ月額10,000円=約190,000円 | 機能拡張が少なければMakeShop、多ければShopify |
| 月商2,000万円 | 基本29ドル+決済650,000円+アプリ8,000円+外部ツール5,000円=約663,000円 | 基本5,000円+決済700,000円+カスタマイズ20,000円+保守15,000円=約740,000円 | Shopifyの拡張性がコスト効率的になる傾向 |
このシミュレーションから見える真実は、単純に「安い」では判断できないということです。
事業成長に伴う機能要件の増加が、総コストを大きく左右するためです。
事業規模別の選択判断軸
月商100万円~500万円帯:どちらが効率的か
この段階では、EC運営がまだシンプルです。
商品点数は限定的、決済方法も主流のクレジットカードとコンビニ支払いだけで足りる場合が多くあります。
配送業者も1~2社で対応できます。
マーケティング施策も、基本的なメール配信やSNS連携程度です。
こうした段階では、MakeShopの「機能が揃った」設計が活躍します。
外部ツールをあまり導入しなくても、プラットフォーム内で必要な機能が完結するためです。
運用体制も人数が少ないことが多いので、操作性が直感的なMakeShopは学習コストも低い傾向にあります。
ただし、この段階でもShopifyを選ぶメリットがあります。
それは「将来の成長に備える」という戦略です。
今後3年で月商2,000万円を目指すなら、Shopifyで構築しておいたほうが、後々の乗り換えコストを避けられます。
月商500万円~2,000万円帯:成長を支えるプラットフォーム要件
この帯域は、事業成長が加速する段階です。
扱う商品点数が増え、配送先も複雑になり、決済方法の多様化が求められます。
マーケティング施策も高度化し、顧客セグメント別のアプローチやリターゲティング広告が必要になります。
Shopifyを導入管理画面で各配送方法の手数料を設定するたび、「月商500万円の時点で外部ツール連携に予算を使っていてよかった」という感覚を持つことになります。
一方、MakeShopでこの段階に到達すると、制約を感じ始める企業が多いです。
- やりたいマーケティング施策ができない
- 複雑な配送料金計算に対応していない
- カスタマイズ依存度が高まり、開発会社への依存が深まる
この時点で乗り換えを検討する企業が出てくるのは、こうした理由からです。
つまり、月商500万円以上を確実に目指す事業なら、Shopifyで構築しておくほうが長期的な効率性が高いということです。
月商2,000万円以上:スケーラビリティが意思決定を左右する
この段階では、プラットフォーム選択がほぼ一択に近くなります。
Shopifyです。
理由は単純で、MakeShopの制約を超える運営要件が多すぎるからです。
複数の配送業者を使い分ける、複雑な顧客ロイヤルティプログラムを運用する、複数通貨での販売を検討する、API連携で外部システムと統合させるといった要件が出てきます。
これらをMakeShopで実現しようとすると、開発コストが月額20~30万円に達することも少なくありません。
一方、Shopifyなら、必要なアプリを追加するだけで対応できます。
月商2,000万円を超える段階では、スケーラビリティの有無が、経営効率に直結する意思決定要因になります。事業規模別プラットフォーム選択において、この分岐点を見極めることがShopify MakeShop比較の核心です。
選択を誤るパターンと後戻りのコスト

機能不足で機能拡張に走るケース
MakeShopで立ち上げた企業が、売上400万円から600万円の段階で、カスタマイズ依存が高まるという現象を見かけます。
顧客から「こんな決済方法に対応できないか」という相談が増え、その都度開発会社に依頼することになります。
初回は50万円、次回は30万円、その次は20万円といった具合に、カスタマイズコストが積み重なります。
1年間で累計200万円~300万円のカスタマイズ費用を使った企業の多くが、「これなら最初からShopifyを選んでいればよかった」と後悔します。
理由は、Shopifyであれば月額1,000~3,000円のアプリ利用で済む機能拡張が、MakeShopでは数十万円の開発費用になるためです。
移行時に失われるデータと顧客情報
プラットフォーム乗り換えの最大のリスクは、データ移行時の損失です。
顧客マスターデータはもちろん、購買履歴、ポイント残高、メール配信リスト、カスタマイズされたフィールドなど、多くの情報が完全には引き継げません。
MakeShopからShopifyに移行する際、顧客ポイント残高の移行は非常に複雑になります。
MakeShopのポイント体系とShopifyのポイント体系は異なるため、単純なデータコピーでは対応できません。
結果として、古い顧客に対して「ポイント移行します」という手続きが必要になり、対応に相当な労力が発生します。
顧客側も「面倒だから別の店で買おう」と離脱することもあります。
乗り換えに伴う組織的負荷
プラットフォーム移行には、技術的な作業だけでなく、組織的な負担があります。
EC担当者やWeb制作パートナーが、3ヶ月間は移行作業に専念することになります。
その間、新しいキャンペーン立案や商品追加といった日常業務が停止します。
営業チームからは「なぜこんなに時間がかかるのか」という不満が出ます。
結果として、売上成長が一時的に頭打ちになるリスクが生まれるわけです。
こうした見えないコストを考えると、最初の選択を間違えないことの重要性が明白になります。Shopify MakeShop比較において、移行コストの試算は必ず事前に行うべき工程です。
プラットフォーム選定で優先すべき判断軸
現在の売上規模と3年後の成長シナリオ
プラットフォーム選択は、現在地ではなく、未来のあるべき姿に合わせるべきです。
現在月商100万円でも、3年後に月商3,000万円を目指すなら、その成長に対応できるプラットフォームを選ぶべき論理です。
経営層と協議のうえ、3年後の売上目標を明確にすることが出発点になります。
もし月商5,000万円以上を現実的に見込む場合、Shopifyは必須の選択肢です。
月商500万円程度で十分という想定なら、MakeShopの選択も有理的です。
この判断を、感覚的ではなく、数値に基づいて行うことが重要です。
扱う商品特性に必要な機能要件の整理
食品、ファッション、デジタル製品、BtoB向けなど、扱う商品カテゴリによって、必要な機能は大きく異なります。
例えば、冷凍食品を扱う場合、通常の配送料金計算では対応できません。
クール便の追加料金、配送不可地域の制限、リードタイム管理など、複雑な仕様が必要になります。
こうした要件がMakeShopでどこまで対応可能か、事前に確認が不可欠です。
美容品で会員ランク別の割引を実装したい、サブスクリプション型の販売を検討したいといった要件も同様です。
必要な機能要件を箇条書きにして、各プラットフォームの対応可否を確認することが、正しいECプラットフォーム選定基準の策定につながります。
マーケティング・運用体制との適合性
あなたのチームが、EC運営にどの程度の人数と専門性を割けるか、これが大きな判断軸になります。
Shopifyは、ある程度の専門知識があると、施策の自由度が高くなります。
Google Analytics 4との連携、カスタムレポートの作成、セグメント別キャンペーンの実行といった高度なマーケティング業務を進められます。
一方、MakeShopは、もともと用意されている機能を使いこなすという運用スタイルになります。
複雑な分析や高度なカスタマイズを必要としない運用体制なら、MakeShopは選択肢になります。
逆に、今後マーケティング施策を高度化していきたいと考えているなら、Shopifyのほうが組織の成長にも対応しやすいでしょう。
技術パートナーのサポート体制を見極める
プラットフォーム選択と同じくらい重要なのが、サポートをしてくれる制作パートナーの質です。
MakeShopでも、優秀な制作会社であれば高度なカスタマイズに対応できます。
Shopifyでも、対応能力が低い制作会社だと、簡単な案件でも時間と費用がかかります。
プラットフォーム選択と並行して、サポートしてくれるパートナーが、MakeShop、Shopify、EC-CUBEなど複数のプラットフォーム経験があり、自社の売上成長に伴走できる体制を持っているか確認することが不可欠です。
特に、MakeShop特別認定パートナーのように、プラットフォーム企業から正式に認定されているパートナーは、最新情報と実装ノウハウを保有していることが多い傾向です。
一度決めたプラットフォームで3年、5年と付き合うことになるため、パートナー選びの質が運営効率を大きく左右します。
結論:「正解」ではなく「現在地に合った選択」を
プラットフォーム選びは戦略的な経営判断
ShopifyとMakeShopに、どちらが絶対的に「正解」というものはありません。
重要なのは、あなたの事業の現在地と将来シナリオに、どちらがよりフィットするかという判断です。
月商100万円~500万円の安定段階であれば、MakeShopの利便性が活躍します。
すでに月商500万円以上であるか、その成長を確実に見込む場合、Shopifyのスケーラビリティが経営効率を高めます。
この選択は、ITツール選定ではなく、経営層が関わるべき戦略的な意思決定です。
売上成長に伴う組織の進化、マーケティング施策の高度化、運用効率性のいずれを優先するかが、選択肢を左右するためです。
専門家による診断の重要性
プラットフォーム選択を誤ると、数百万円の移行コストと、数ヶ月の業務停滞が発生します。
その重要性を踏まえると、自社だけで判断することはお勧めできません。
複数のプラットフォームで実装経験を持ち、その後の運用支援までできるパートナーに、現在地と将来シナリオに基づいた診断を受けることが、最も確実な意思決定につながります。
特に、食品や美容、BtoB商社など専門性の高い業種であれば、業界経験のあるパートナーの意見を重視すべきです。
自社ECの運営経験を持つ制作会社であれば、机上の理論ではなく、現場で得た実装ノウハウを基に提案してくれます。
Shopify MakeShop比較における最終判断軸
プラットフォーム選定は、現在地に合った選択をしたうえで、その後の成長支援ができるパートナーを見つけることで初めて完結します。
プラットフォーム選択の軸は、費用や機能数ではなく、「事業成長に伴走できるか」という視点に集約されます。
ShopifyとMakeShopの選択とは、単なるツール選定ではなく、事業の成長経路を決定する戦略的な経営判断です。
現在の売上規模と3年後の成長シナリオ、扱う商品の特性、運用体制の専門性、サポートパートナーの質の4つの軸で総合判断することで、あなたの事業が次の成長ステージへ進むための正しい選択が導き出されます。
ShopifyとECプラットフォーム選びに関するよくある質問
Q. ShopifyとMakeShopの最大の違いは何ですか?
ShopifyはグローバルなECプラットフォームであり、越境EC・多言語対応・豊富なアプリ連携を標準的な仕組みとして備えています。一方、MakeShopは国内市場に最適化されており、日本語サポートや国内決済手段との親和性が高い点が特徴です。事業の成長方向や販路戦略によって、どちらが自社に合うかは異なります。
Q. Shopifyの月額費用はどのように決まりますか?
Shopifyはプランによって月額費用が異なり、BasicプランからShopify Plus(エンタープライズ向け)まで段階的に用意されています。取引手数料や利用するアプリの費用も総コストに影響するため、初期費用だけでなくランニングコスト全体を見据えた試算が重要です。
Q. ShopifyでBtoB(法人向け)販売を行うにはどうすればよいですか?
ShopifyにはBtoB機能として、卸売り専用ストアの構築や法人顧客ごとの価格設定、請求書払いへの対応などが可能です。Shopify Plusプランでは「Shopify B2B」機能が標準搭載されており、法人取引の複雑な要件にも対応できます。導入前に自社の受発注フローを整理したうえで、必要な機能を確認することをお勧めします。
Q. Shopifyは越境ECに対応していますか?
Shopifyは多通貨決済・多言語対応・関税計算など、越境ECに必要な機能を幅広くサポートしています。「Shopify Markets」を活用することで、国ごとに価格・言語・ドメインを最適化したストア運営が可能です。国内販売の延長として海外展開を検討している企業にとって、拡張性の高い選択肢といえます。
Q. MakeShopからShopifyへ移行する際の注意点は何ですか?
MakeShopからShopifyへの移行では、商品データ・顧客データ・注文履歴の移行作業が発生します。データ形式の違いによる変換作業や、既存の決済手段・配送設定の再構築が必要になるケースが多いです。また、SEO面ではURLの変更に伴うリダイレクト設定が欠かせません。移行後の運用まで見通した計画を立てることが、スムーズな切り替えにつながります。
Q. Shopifyのアプリストアとは何ですか?どのように活用できますか?
Shopifyアプリストアは、在庫管理・マーケティング・顧客管理・レビュー収集など、ストアの機能を拡張するアプリが8,000以上公開されているマーケットプレイスです。自社の業務フローや成長フェーズに合わせて必要なアプリを組み合わせることで、開発コストを抑えながら柔軟なストア設計が実現します。ただし、アプリの増加はコスト増にもつながるため、定期的な見直しが推奨されます。
Q. Shopifyの導入支援はどこに依頼すればよいですか?
Shopifyには公式認定パートナー制度があり、認定を受けた制作会社や開発会社に構築・運用支援を依頼できます。パートナーを選ぶ際は、単なる構築対応にとどまらず、運用後の改善提案や事業成長を見据えたアドバイスができるかどうかを確認することが重要です。実績・サポート体制・得意領域を比較したうえで選定することをお勧めします。
この記事を書いたのは・・・
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