ECサイト制作会社「猫の手」では今まで数多くのECサイトを作ってきました。今回はshopify(ショピファイ)でECサイトを作るメリットとデメリットを紹介します。
Shopify(ショピファイ)でECサイトを作る前にShopifyはどんなECカート?
Shopify(ショピファイ)は世界で最も使われているECカートです。SNSとの連携もしやすくオシャレなデザインテンプレート、使いやすいチェックアウト(カート画面のことをShopify(ショピファイ)ではチェックアウトと言います)などが知られ日本でも注目のECカートです。
また、システム開発ができるaspのECカートは珍しく独自のシステムを追加することが可能で、ショップ様の運用に合わせたECサイトを作ることができます。
※aspとは企業が開発したパッケージのECカートなので通常システム開発できない仕組みになっています。
Shopify(ショピファイ)の導入を検討されているショップ様はこの記事を参考に検討してみてはいかがでしょうか。
Shopify(ショピファイ)を使うメリット、おすすめのポイント
・使いやすくUIの高いおしゃれなShopify(ショピファイ)のデザインテンプレート
ECカートを利用する上でオシャレでトレンドを抑えたデザインはとても重要です。
古いサイトは見づらく操作性が悪いです。新しいサイトはUIを考慮したデザインが多く、以前の使い勝手の悪さを改良しているケースが多いです。
例えばShopifyのカート画面(チェックアウト画面)は不要なステップを排除し、シンプルで使いやすく考えられたデザインです。購入者の離脱が減るため、Shopifyのカートを使うことでCV率がアップし売り上げアップに直結すると思われます。
・安心安全、強固なセキュリティのShopify(ショピファイ)
Shopify(ショピファイ)はPCIDSSに準拠しているECカートでセキュリティがとても強固です。
以前、EC-CUBE2系で外部からのアタックが多くあり情報漏洩につながったショップ様も多くいらっしゃると思います。shopifyは条件を満たすことで再度クレジットカードをECサイトで使うことができる基準値のセキュリティシステムを持っています。
そして独自のWAF(攻撃遮断)を搭載し、DDoSからの攻撃も遮断してくれることはかなり大きなメリットです。
安心してECカートを持つことは、ECカートを運用する上で最も重要な項目なので、セキュリティだけでもShopifyを使うメリットはあります。
・Shopify(ショピファイ)はシステム開発次第でなんでもできるECカート
Shopifyではシステム開発を行ってショップ様独自のECサイトを運用することができます。
通常のECサイトを運用していて、「もう少しこうだったら使いやすいのに」「うちの店の仕組みは他社と少し違うから使えない」など、システムの面で使いづらいと感じたことはありませんか?
Shopifyなら自社専用のアプリ開発ができるので使いやすいECサイトを持つことができます。
Shopify(ショピファイ)を使うデメリット、おすすめできないポイント
・Shopify(ショピファイ)は何でもできるが故に機能が何もついていない
ShopifyのECカード自体にはほぼ機能が付いていません。様々な機能を使えるようにするためにはアプリを追加する必要があります。そのアプリは月額制のため、ECカートの利用料金がいつのまにか毎月20,000円を超えることもあります。
例えばヤマト運輸の配送機能を導入し配送日時指定を行う場合、この1つの機能を追加で月額3,000円程度(ドル換算)追加になります。
※注文数10件までしか使わない場合は無料で使えます。
ポイントやクーポン、おすすめ商品の表示などもプリを追加する必要があります。
お問い合わせも4つの項目(名前、メール、)のみ使うことができ、項目を変更するためにはシステム開発やアプリの追加が必要です。
・システム開発が他のカートより時間がかかるためShopify(ショピファイ)の開発費用は高くなる
Shopify(ショピファイ)は独自の言語liquidを使っています。そのためシステム開発者が新しい言語を習得する必要があります。
他のECカートではPHPという世界で多く使われている言語を使うため、作りやすくシステムエンジニアが変わっても引き継ぐことができます。
しかしShopify(ショピファイ)の場合、独自の言語なので引き継ぐことが困難と考えてもらえればと思います。
・Shopify(ショピファイ)は海外仕様?!
Shopifyは世界で最も使われているカートであり、日本で最も使われているカードではありません。そのため日本の仕組みに合わせた時に使いづらさが多々あります。
例えばふりがなの仕組みがないので、カート画面(チェックアウト画面)でふりがな入力をしたい場合、Shopify自体のプランを変更する必要があります。Shopifyのカート画面(チェックアウト画面)を触ることができるプランは月額20万になります。さらにこのプランに変えると日本語サポートがつかなく英語でのサポートになります。
プロフェッショナルをつけてサポートしてもらうことも可能です。しかしこちらも月額がかかります。
・Shopify(ショピファイ)のサポートは行き届いていない
Shopifyのサポートはメールでの問い合わせが主なやりとりになります。そして、サポートの人数が少ないのでメールの返信は約5営業日で返ってきます。質問がしたくても約5日間は音沙汰なしです。
Shopifyの会社はレンタルオフィスを利用しているので、直接Shopifyに問い合わせることも不可能です。
例えば日本のメイクショップというカートの場合は無料で電話サポートがついています。分からないことがあったらすぐ電話で聞ける。この差はかなり大きいです。
これが海外企業と日本企業の大きな差で、多くのユーザーが退会している理由にサポート体制が挙げられています。
Shopify(ショピファイ)はどういうショップにおすすめのECカートか
冒頭にも述べた通り、Shopify(ショピファイ)は世界で一番利用されているECカートです。
メリットにあるように強固なセキュリティやおしゃれなテンプレートなど使うメリットは多くあります。
そして、デメリットはどんなカートにもあリマス。
ECサイトに回す予算があり、スタッフが充実、すでに販売実績があり業務拡大したいショップ様にとっては、Shopify(ショピファイ)はとても強みのあるECカートなのでぜひ一度使って見てください。
自社のショップにはどんなECカートがあっているか診断したいショップ様は是非一度猫の手にご相談ください。
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この記事を書いたのは・・・
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