ネットショッピングサイト(ECサイト)を開設してから、売り上げを立てるまでの方法をご説明いたします。
ネットショッピングサイトを開設したが売り上げがなかなか立たない、誰も買いに来ない日が続く。そんな声をお伺いします。お悩みのショップ様のお力になればと思い「ネットショッピングサイト(ECサイト)を開設してから売り上げを立てるための4つのこと」をご説明します。
ネットショッピングサイトを立ち上げた後に、売り上げがすぐ立つことが理想ですが、なかなかうまくはいかないこともあります。
実は、ネットショッピングサイトは立ち上げてからが本当のスタートになります。立ち上げたばかりでサイトに何も手を付けない場合、売り上げが0どころかサイトに訪れる人も増えません。
多くのショップ様がここで躓くケースになります。
「自社サイトだから売り上げが立たない」「楽天だったら売り上げがたつ」そんなことはありません。どこでネットショッピングを立ち上げても、立ち上げた後に集客をしなければサイトに訪れる人は増えないのです。
逆を言うとここで努力をすることで、月商500万も1,000万も夢ではないと言うことです。
今回はネットショッピングのサイトをオープンしてからやるべきことをご説明します。
ネットショッピングサイト(ECサイト)をオープンしてから集客するために必要なフロー
制作→認知→接客→解析→対策→繰り返し
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売れ筋商品を作り、サイトを知ってもらう、そして接客をし、サイトを解析。
最後に対策を行い、制作に戻ります。
この流れを行うと商品を購入してもらうための一連の動きを構築することができます。
1.売れ筋商品を作り、商品の情報をしっかりと説明する。
「売れ筋商品」を作るために、売れるための商品ページ作りを行います。
(*制作時のUIは割愛:「商品ページにカートボタンが上部ある」や「押しやすい場所にある」など)
「売れ筋商品」は一朝一夕では終わりません。
費やす時間が増えるほど返ってくるものも大きくなります。しかし闇雲に時間を費やすのではなく、目標を決めサイトを解析し対策をとる必要があります。
こちらは「4.サイト目標の決定とそれに合わせた運営計画を立てる」で説明します。まずは商品ページの商品情報の作成を説明いたします。
ネットショッピングサイト(ECサイト)で行う3つの商品ページ制作方法
A.商品画像をたくさん撮影すること。
ネットショッピングサイト(ECサイト)では商品画像が最も重要な施作の1つです。商品画像が多いサイトでは20〜30の商品画像があります。
ショップ様から撮影する写真がないと言う声もよく聞きますが、実は撮る写真はいくらでも作ることができます。商品のアップや引き、正面、俯瞰、斜め、一部分の拡大、使用イメージなど撮影する画像をいくらでも作ることができます。
ユーザーが商品に対して気にしている点は、多岐に渡ります。似ている写真でも若干の違いこそユーザーが求めている場合があります。写真を多く掲載することでユーザーの満足度につながり購入に至ります。
ユーザーは多くのネットショッピンのサイトを回遊しています。最も自分の情報に適したサイトを探しているユーザーを集客するために、他社にはない写真の情報など掲載するとより高い効果を生み出すことができます。
B.商品の説明を詳細に書きましょう
商品説明文を書くことによって、ユーザーへの情報の提供の他にも、SEO対策にもつながります。
そのために、商品の説明文にキーワードを多く書きましょう。キーワードとは商品名とユーザーが検索したいキーワードです。
これらを商品説明文の中に多く散らばすことによって、より効果の高い商品ページ作りを行うことができます。
キーワードとはユーザーに知ってもらいたいキーワードではなく、ユーザーが検索したいキーワードです。
シャンプーを使って例を挙げてみます。
アミノ酸を配合したシャンプーがあるとします。
もちろん企業側はアミノ酸というキーワードを使いたいのですが、ユーザーが調べるキーワードは、直接的な成分ではなく、効果のキーワードを多く調べる傾向があります。
・企業側が検索してもらいたいキーワード
→「アミノ酸 シャンプー」
・ユーザーが検索したいキーワード
→「頭皮に優しいシャンプー」
このように「アミノ酸 シャンプー」では、アミノ酸のことを知らないユーザーが、「頭皮に優しいシャンプー」を検索した際に、商品ページにたどり着くことはできません。
もちろん商品ページには「アミノ酸」というキーワードを盛り込む必要はありますが、そのキーワードと同じくらいの量で「頭皮に優しいシャンプー」というキーワードを商品説明文に書くようにしましょう。
そして注意しなければいけないことが、商品情報は画像ではなく、テキストで文字を入力してください。画像でタイトルや情報を形成すると検索で表示されないのでテキストで書くことを推奨いたします。
C.商品名が英語の場合は日本語も併用
多くのユーザーが検索する際に英語ではなく日本語で検索します。例を挙げると、amazonは検索すると下記のように英語と日本語を併用してネットショッピングサイトを作っています。
「アマゾン: Amazon | 本, ファッション, 家電から食品まで」
これはカタカナでも検索するユーザーが多いためユーザーのことを考えて対策をしています。もちろん皆様が取り扱っている商品も同じです。
英語表記ではユーザーがそのページにたどり着かないことがあります。
そのため、日本語も一緒に表記してあげることでユーザーへの認知にもつながります。
「1.売れ筋商品を作り、商品の情報をしっかりと説明する。」の総評
全ての商品ページを充実させることは至難の技です。できる範囲内の商品ページだけを先に充実させてあげてください。
そして、しばらくネットショッピングサイト(ECサイト)を運用し解析することで、売れる商品が分かってきます。その後、最も売れている商品から順に商品ページを充実させていくと売れ筋商品を作ることができます。
売れるための商品ページ作りやECサイトのリニューアルを猫の手は得意としております。
2.サイトができたことをいろんな人に知ってもらう。
インターネットには17億以上のサイトがあります。その中から皆様のネットショッピングサイトを探し当てるのは奇跡に近いです。
皆様の商品はとても素晴らしいものが多くあると思います。
しかし、その商品を知ってもらわなければ、商品を買いたい人に出会うこともがきません。
実店舗のショップもオープンしたあとは、駅前でチラシを配ったり、知り合いのお店にショップカードを置かせてもらったりしますよね。
インターネットの世界も同じです。
集客するためにはネットショッピングサイト(ECサイト)をオープンしてからお店を知ってもらうための広告やSNSなどの施作が必要になります。
そのためには大きく分けて4つの方法があります。
<ネットショッピングサイト(ECサイト)で行う4つの集客方法>
A.SNSで発信
ツイッター、フェイスブック、インスタを使えば広告費用をかけずに自社の商品を紹介することができます。
「時間がない」「面倒だ」と感じ方も、初めは大変ですが、簡単な情報で構いませんので、毎日発信することが大事です。
予約投稿ツールの機能もあったり足ますので、1週間分をまとめて作ることで時間がない時にも対応することができます。
SNSで集客する方法は、初めは積極的にフォローをしましょう。
フォローを重ね、フォロワーを作る。これを繰り返すと広告をかけず2~3ヶ月で200~500フォロワーは集まります。日々の数は少なくても少しずつ積み重ねることで確実にお店を紹介してくれる人たちが増えます。
B.SEOで集客
SEOはネットショッピングサイト(ECサイト)を運用する上でとても重要な集客方法です。SEOはインターネットで検索する際に上位にサイトを表示させる方法のことです。
商品や情報、コンテンツを探す時、ユーザーはみなさん検索を利用して探しています。
検索結果で上位に表示させるためにはSEOを高めなければいけませんが、上位に表示されると集客数が一気に上がる最大のコンテンツ施策案です。
SEOを上げるためにはECサイト内のキーワード内容やテキストのボリューム、タグの使い方など様々な要因がありますが、まずは本記事で紹介している「B.商品の説明を詳細に書きましょう」を元に商品ページを充実させSEO効果を高めてはいかがでしょうか。
ネットショッピングサイトのSEOは、サイト自体の設計も必要になってくるため、ECサイトのことをよく知らない人がECサイトを作った場合、SEOが上がらないサイトの構成になっていることがよくあります。
猫の手はSEOに強いサイト設計を行うことができる会社です。サイトを上位に上げたい方はぜひ一度ご相談ください。
C.広告で集客
Googleショッピング広告やリスティング広告をかけましょう。
これらは即効性があり一番集客に繋がりやすい手法です。
しかし、費用がかかり、思った通りの広告費で購入に至らないケースもありますが、除外キーワードやターゲット層を調整し、費用対効果を上げることはできます。
売り上げを上げるために最も重要な施作なのでネットショッピングサイトを運用する上で必ず行ってもらいたいです。
もし、広告が想定どおり回らない場合はぜひ猫の手にご連絡ください。
D.プレスリリース
プレスリリースをかけることで、多くのメディアに取り上げてもらうことができます。新聞やネットニュース、雑誌、うまくいくとテレビやyahooニュースなどに取り上げられる可能性もあります。
ただし、プレスリリースをかける企業によっては自社内のメディアでしか取り上げない企業もいます。
プレスリリースは集客を保証することではないので、業者選定を謝らないよう口コミなど検索されることをお勧めいたします。
猫の手もネコノテストアと言うショッピングモールを運営しておりますが、プレスリリースに掲載したところ、各種新聞やtogetter「国内最大twitterまとめ」や猫の雑誌などで紹介されました。
直接的な売り上げに直結させることは難しいですが認知を広げる上で重要なブランディング対策になります
「2.サイトができたことをいろんな人に知ってもらう。」の総評
広告はかけ続けることで効果を生み出す施作です。2ヶ月や3ヶ月で広告を辞めると効果が薄れ、本当の解析を行うことができません。
広告は半年から年単位で運用されることをお勧めいたします。
また、広告には即効性のあるものから時間をかけて効果が生まれるもの様々な対策があります。
全ての対策を行うことで目の前の対策から中長期的な対策まで幅広く対応することができますが、運用がなれてから徐々に増やしても構いません。
まずは無理のない広告の運用からスタートしてはいかがでしょうか。
3.お客様への対応は素早く。そして丁寧に接客することを心がける。
実際のお店と同じでECサイトの世界も接客が大事です。
とてもECサイト上での接客はサイトの構成を考える上でも最も重要な施策になります。
こちらは次回のブログ「ネットショッピングサイト(ECサイト)を開設してから売り上げを立てるための4つの施策:後編」で紹介させていただきます。
4.売上利益目標・サイト目標の決定とそれに合わせた運営計画を立てる。
「売上・利益」を数値化することで、目指すべき内容などが明確化されます。それを元に解析することで、サイトの「運用・構築」の方針も決まります。
こちらも次回のブログ「ネットショッピングサイト(ECサイト)を開設してから売り上げを立てるための4つの施策:後編」で紹介させていただきます。
このようにネットショッピングサイト(ECサイト)はサイトを制作することがゴールではなく、オープンしてからが本当のスタートになります。
やるべきことは多くありますが、費やした分だけ返ってきます。全てを一度にやらなくても構いません。1つずつ達成し売り上げにつながれば幸いです。
今回は長文になり2部構成でお送りいたします。
後編も近日中に発信いたしますのでネットショッピングサイトの売り上げが立たずにお悩みのショップ様は前編から対策を進めてみてください。
売れるためのネットショッピングサイトの制作を猫の手に相談したい方はこちらから。
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この記事を書いたのは・・・
猫の手 web部門
株式会社猫の手のweb製作部門です!のECサイトに関するおすすめ情報やWEB製作に関する情報を発信していきます。makeshopやカラーミー、shopifyやeccubeなどECサイトのサービス情報も発信していきます。