ECサイトを作成したけど思うように売り上げが作れないといった声をよく聞きます。
猫の手ではECサイトで売り上げを作るために重要視している項目があります。
売り上げを作るために重要な項目は主に下記の3つになります。
・集客
・接客
・商品
今回はECサイトで売り上げが作れない原因や対処方法を、集客・接客・商品の3つの手法から説明いたします。ECサイトを運用する際の参考にしてください。
また、猫の手の手法は長年業界に携わってきた経験から他のサイトやセミナーで言われている内容とは異なるケースがあります。猫の手が独自に取得したノウハウになりますのでご了承ください。
この記事は売り上げを作る方法であり、売り上げを上げる方法ではありません。売り上げを上げるには認知、プレファンス、配荷といった別の方法も必要になってきます。売り上げアップの記事は別の機会に書かさせていただきます。
ECサイトで商品が買われない理由や原因。どうやればECサイトで商品が買われるか。
売り上げを作るために最も必要なのが集客です。
CV率(訪れたユーザーの総数から購入される確率)を1%とした場合、100人を獲得したら1人売ることができます。CV率が0.1%なら1,000人集めると1人に売ることができます。
このように集客ができれば商品を売ることができるので、まずは人をECサイトに集める方法をお話いたします。
集客をするため、人をECサイトに集めるためにはサイトを動かす必要があります。
ECサイトでよく考えがちなのが、ECサイトを作ることが目標になっている企業様が多くいらっしゃいます。ご担当者様の本業が忙しくECサイトをオープンした後にECサイトが放置になるケースです。
ECサイトは作ることが目的ではなく、オープン後の運用がとても重要です。イベントやキャンペーン、メルマガ、SNS対策など、サイト商品が増えたりバナーを設置したり、ニュースや記事が増えることはとても大切なことです。サイトが動くとユーザーがサイトに訪れる楽しみが増え、循環します。循環するとSEO効果が上がり検索結果の上位に表示されより集客につながります。
逆に動かないサイトにはユーザーの集客ができません。
作ったECサイトは、命を吹き込み動かしてあげることで集客につながるので、オープンしてからの運用は集客にとって一番重要になります。
猫の手には名前の通り忙しい皆様の猫の手となって代わりにサイトを動かします。
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集客における4つのノウハウを利用し、集客ができるECサイトに。
集客に関して下記の視点から見ていきます。
・SEO
・広告
・デザイン
・SNS
ECサイトで売り上げを作るために必要なSEO対策
SEOとはGoogleやYahooで検索された時に上位に表示されるための対策になります。上位に表示されることでクリックされる数が増え、より売れるECサイトになります。
理由:世界中でインターネット上にはWEBサイトが19億サイト存在します。その中で1つのWEBサイトを見つけ出すことはとても困難です。森の中で1つの小石を探し当てるようなイメージです。
ユーザーが必要としている情報やサイトを検索結果で適切に表示させてあげなければ誰もサイトにたどり着くことができません。このことからSEOが最も集客に重要な対策と言われております。
SEOで上位に表示させるためにはサイト設計が大変重要になります。SEO効果を高めるためのサイト設計が必要なので、SEO対策をされていないECサイトを上位に表示させるためには、サイトを調査し改善する必要があります。
月額費用がかからない猫の手のSEO対策は1回限りのSEO対策で効果が長続きします。
それに対しSEO業者が行うSEO対策は被リンクをつけて順位をアップさせるという施作になります。この効果は絶大ですが、月額費用が発生し解約をすると被リンクを外されてSEOがガクンと下がってしまいます。
猫の手のSEO対策はサイトの設計を見直します。そして順位が上がりやすい仕組みをサイトに導入します。結果、月額費用をかけずにSEO効果を付与し、ECサイトを上位表示させることができます。
ECサイトで売り上げを作るために重要な広告
広告はECサイトで集客をする上でとても重要な施策です。広告をかけることでECサイトが多くのユーザーの目に留まり商品を知ってもらうことができます。
SEOとの大きな違いが、広告は即効性がありすぐ効果が出ます。即日売り上げが立つ可能性があります。
しかし、SEOには即効性がなく、長期的な対策になるのがSEO対策です。SEO対策は検索結果のため費用をかけずに集客することができるメリットがありますが、SEO対策として上位表示し集客につながるためにはそれなりの時間を有します。
広告とSEOはお互いのメリットとデメリットが逆なので、うまく掛け合わせることで即効性のある集客と持続性のある集客をECサイト上で行うことができます。
ECサイトで売り上げを作るためのデザインとは
結論から言うとデザインはECサイトの売り上げを作ることに関わりを大きく持ちません。
実際、商品力が強いECサイトやSEOがかなり強いECサイトであればECサイトのテンプレートデザインでも売り上げを作ることができます。
*このデザインとは見た目の話であり、使いやすさのUIは含まれません。
しかし、デザインに関してECサイトで売り上げを作ることと関わりがないだけで、売り上げをアップさせることは話が別です。今回の記事には含まれませんが、ECサイトで売り上げをアップさせるためにはデザイン力やUIデザインと呼ばれる手法が必要になってきます。
猫の手もECサイトをリニューアルしたことによって売り上げを150%~700%アップさせたサイトも多くあります。
まずECサイトで売り上げを作りたいショップ様はデザインより集客や商品の改善を見直していただければと思います
SNSで情報発信。SNSと連携してECサイトで売り上げを作ろう
SNSとECサイトの相性はいいです。
最近ではインスタショッピングやGoogleショッピングなどSNSと連携しているECサイトも多くあります。最近の多くのECサイトはSNSとの連携が売りなので、SNS対策を行うことでECサイトをフル活用できます。
デメリットとしてはECサイトの運用だけでなくSNSの運用も行わなければいけないので、ECサイトの運用の他にSNSの運用で倍の工数がかかってしまうことです。ただし、SNSはGoogleなどの検索を利用しないユーザーに商品をアピールすることができるチャンスです。
スマホが台頭した結果、様々なアプリが作られユーザーのネット上の棲息が細分化されており、全ての人にアプローチできるツールは現状ありません。そのため複数のツールを利用し多くのユーザーにECサイトをアピールすることが必要なので、SNSの利用は重要度が高いです。
ECサイトで売り上げを作るためにECサイトの集客で必要なこと
ECサイトで売り上げを作るためには広告、SEO対策、SNSをうまく活用しECサイトへの集客を行うことが必要です。それぞれの対策にメリットデメリットがあるのでうまく活用し最適な集客を行うことが売り上げを作るための道筋になります。
ECサイトで売り上げを作るために必要な集客の手法
SEO | 広告 | SNS | デザイン | |
即効性 | × | ○ | × | △ |
持続性 | ○ | × | ○ | ○ |
費用感 | ○ | × | ○ | × |
工 数 | △ | ○ | × | × |
効 果 | ○ | ○ | ○ | × |
重要度 | ○ | ○ | ○ | △ |
猫の手ではECサイト運用における集客をサポートすることができます。ぜひご相談ください。
接客はリアル店舗と同じでECサイトでもとても大切。ECサイトを作ったら必ずやるべき接客とは。
ECサイトはユーザーがネット上のお店に訪れている時に目の前にスタッフがいません。ユーザーが不満を持った際にフォローをする事ができないECサイトは失客につながることになります。
そのためスタッフがいないECサイトでも接客を考えて運用することができれば、ECサイトで売り上げを作ることができます。
ECサイト上ので接客とは、ユーザーがECサイトを使いやすくするためにサイトを案内することです。
・ECサイト上の商品の探し方
・カテゴリの作り方:ユーザー編
・カテゴリの作り方:Google編
ECサイトでユーザーが使いやすい商品の検索方法
ECサイトで商品情報を見られているが、購入まで至らずサイト離脱されている。そんなお困りのショップ様が多くいらっしゃいます。
ここで重要なのはECサイトの使いやすさです。ECサイトが使いづらい、商品を探しにくい、どこに欲しい情報があるか分からない。そういったストレスをユーザーに与えるとサイト離脱につながります。ユーザーはショップ様のECサイト内だけで商品を探しているのではなく、他のECサイトと比較しながら商品を探しています。そのため訪れたECサイトが使いづらいとサイトを離脱し他のショップへ訪れます。
実際のお店を想像してみてください。
スーパーに足を運んだ際に、目的の商品を見つけるために店内の天井などに設置している吊り下げ看板を見て商品を探したことがありませんか?
もしくは本屋で目的の本を探すために商品棚に設置している「あ〜ん」の見出しプレートを見て目的の本を探したことありませんか?
駅で出口を見つけるためにA1〜A7などの看板を見て出口を探したことがありますよね。
このように人間は知らず知らずのうちに看板などを見て目的の情報を常に取得する性質を持っています。
これはECサイトを運用する上でとても重要です。お客様が商品を探す上で商品を見つけることができない、買うことが難しいECサイトはユーザーの離脱につながります。
逆に商品が探しやすいECサイトはユーザーの満足度を高め購入に至る確率が上がります。
ユーザーに商品を購入してもらうためには情報を整理しユーザーを案内できるECサイトを実現すること。これがとても重要にです。
ただし、例外もあります。商品力のある商品は別です。どこにも売っていない唯一無二の商品や他店より¥1でも安い商品であれば、多少サイトが使いづらくてもユーザーは購入に至ります。商品を購入してもらうためにはECサイトの使いやすさを一番に考え、次に商品力を高めることも重要になります。
ユーザーの利便性を考えたECサイトのカテゴリの作り方
商品カテゴリはECサイトを運用する中でとても重要な商品を探す手法になります。
そして、私たち購入者だけでなく、Googleのbotに対しても有効な施策になります。
購入者に対しての施策:ユーザーが赤ワインを購入するとき
商品カテゴリが赤ワインだけで、その中に全ての赤ワインが並んでいるECサイトの場合、商品数が増えれば増えるほどユーザーが欲しい商品にたどり着くことができません。どの国の赤ワインなのか、フルボディやミディアムボディなどの味わいはどうなのか、年代はいつのワインなのか。こう言ったユーザーが探したいキーワードでしっかりとカテゴリの検索方法を持たせてあげることがECサイトを運用していくことで重要です。
最近よくECサイトでシーンから探すや事例から探す、お客様の声から探すなどの変わったカテゴリが増えています。このカテゴリも悪くありません。実際のユーザーの共感などを生みユーザーが楽しんでサイトを回遊してくれます。しかし、メインのカテゴリではなく補助のカテゴリとして設置することがベストです。
あくまでもメインのカテゴリは王道の検索の主軸から考えるべきです。
例:シーンで探すがメインのカテゴリの場合
・パーティーで飲む
・一人飲み
・たまにはリッチに
・食事に合うワイン
などのカテゴリがあった場合、この赤ワインが欲しい!など特定の赤ワインを探すユーザーが商品を見つけることが難しくなってきます。王道のカテゴリで購入までの経路はしっかりと確保しつつ、共感をうむカテゴリなどでユーザーの遊び心を追加してあげる。
このカテゴリの設計の場合ユーザーの使いやすさを叶えることができます。
Googleに対しての施策:Googleはサイトを検閲するとき
Googleは乱雑に商品やページを格納することを嫌うとよく言われています。
それぞれの項目にわかりやすく商品やページを格納し見つけやすくしているサイトをSEOでも上位表示させます。
引き出しを想像してください。
引き出しが1つしかなく、全ての道具がその引き出しの中に入っていたらそこから欲しいものを見つける事は困難です。
しかし、引き出しが分かれている場合。
1段目は文具の引き出し、2段目は工具の引き出し、3段目は書類の引き出し。
ペンを探すときは1段目の文具の引き出しから探せばいいので簡単に見つけることができます。
これと同じでGoogleに対しても1つのカテゴリに様々な情報が羅列されるのではなく、各カテゴリ毎に情報を分けることでGoogleからの評価が上がる傾向にあります。
Googleへの対策はこれでは不完全です。Googleのbotに対しての技術を使いGoogleに理解してもらうことでSEO効果がより上がります。
しかしGoogleに対してはこれだけで終わりではありません。
さらにこの情報をGoogleのbotに対して的確に情報を渡すSEO技術があります。ただ格納するだけでなくGoogleに特定の技術・言語で伝える対策が必要になります。その技術を猫の手は得意としており猫の手が作るサイトはSEO効果が高いと言われる理由の1つです。
SEO対策でサイトを上位表示させたい企業様はぜひ猫の手にご相談ください。
ECサイトで売れる理由は商品にあり!ユーザーを集め購入を促すECサイトの仕組みづくり。
集客ができECサイトに人が訪れるようになり、ECサイト自体の使いやすさがアップし商品の検索もしやすいサイトになったけど売り上げを作ることができないショップ様が次に行うことは「商品」です。
商品をECサイト上で見せる際に様々な手法で商品展開することができます。
ECサイトの世界には様々な商品を作るときの考え方が存在しています。
・入り口商品
・転換率の高い商品
・商品説明
*他にもありますがまずはこの2つをご説明します。
実際の店舗を想像してみてください。
スーパーなどで目玉商品をチラシなどで配布し、週末に購入者がスーパーに訪れ目玉商品を買う。そのついでに通り道にある商品やレジ付近にある商品をカゴに入れ購入する。
リアルな店舗で行っていることはECサイトでも通用します。
スーパーの目玉商品は通称入り口商品で、レジ横で売っている商品はクロスセルです。このようにネット行われている手法はリアルな店舗で研究開発され続けています。
アイデアは皆様の身近に潜んでいますので、もし行き詰まった時はお近くのお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
入り口商品とは?入り口商品はECサイトの常套手段?入り口商品で失敗しないECサイトの商品作り
入り口商品とは通常より安く簡単に購入しやすい商品。
*ただ安売りをして利益を削るのではなくその先を見据えた商品構成をすることが大事。
入り口商品でユーザーを呼び込むことでECサイトの購入につなげます。ただし、入り口商品だけで終わってしまうとECサイトの将来的な売り上げにつながりません。
実際のECサイトの売り上げにつなげるためには商品自体の考え方を変える必要があります。
本商品を購入してもらうために、ある商品のコストを下げて提供、その後本商品につなげることができると入り口商品が成り立ちます。
例えば、レンタル漫画やレンタル映画の初回のみ無料の仕組みを入り口商品にしたり、定期的に買う必要がある商品(定期購入やサブスク)を入り口商品にしたり、商品本体を入り口商品にしリフィルで売り上げを立てる仕組みなど。入り口商品を作る事で終わらせるのではなく、入り口商品を使っていかに売り上げにつなげるか考えることが入り口商品の作り方になります。
ただ安くするだけの入り口商品で、ECサイトの安売り販売をしないように気を付けましょう。
転換率の高い商品でファンを獲得。ECサイトを循環させることで他の商品購入につなげることができます。
転換率の高い商品とはEC業界では売りやすく、ユーザーが購入しやすい商品のことを言います。
価格が低い商品の方が価格が高い商品より売れる個数が多いです。まずはユーザーを集めるために買いやすい商品を用意する必要があります。
消耗品だとなお良しです。2回、3回と購入する必要があるのでECサイトへのリピートにつながります。
転換率の高い商品で最も重要なのが送料です。いざ500円の商品を購入しても商品代金と別で送料が700円、800円とかかってしまうと商品代金より高くなると転換率は高くなりません。
そのため送料をいかに抑えられるかが転換率の高い商品を作る上で重要になります。
ネコポスやゆうパケットなどポスト投函できるサイズの商品を作ることができるといいですが、商品開発や仕入れを考えると新しい商品を作ることは少しハードルが高いかもしれません。
転換率の高い商品はECサイトで集客をする上で大切なことですが、事業の方針もあるため対応できるショップ様から進めていただければと思います。
商品説明は商品の情報ユーザーに伝えることができる一番重要なアプローチ箇所になります。
最近ではスマホの普及で多くの人がネットに触れる機会が増えました。また、コロナのステイホームのせいでECサイトを使って商品を購入する人が格段に増えたことにより、ECサイト利用ユーザーのネットリテラシーが高くなっています。
そのため昔のような商品情報の見せ方ではなく、今の新しい時代に沿った商品情報の見せ方が必要になってきます。今までのECサイトの商品情報の見せ方は楽天のように商品ページにずらずらと長く書く事が主流でした。
しかし現在では、インスタやSNSなどのWEB2.0の発達により視覚として情報を取得する事が主流に変わってきました。
現在のECサイトにおける商品情報の考え方
最近のECサイトでは情報を読むのではなく写真でディテールを見せ、読む情報はSEO対策として文章を作る。商品写真は2枚や3枚ではなく10枚〜数十枚掲載する。この仕組みを使い、ユーザーに対しては文章ではなく写真でアピールし感覚に訴えかけ、そしてテキストはgoogleに対してのSEO対策のために入力するECサイトが流行になりつつある。
このECサイトの考え方が商品ページにおいて効果が高くなりつつあります。
実はamazonの仕組みも同じです。
商品画像に商品の説明や商品ディテールを掲載し、テキストはgoogleに対してSEO対策として入力することになり、上記と同じ対策を取っています。
このようにECサイトは、その時の情勢に合わせて日々進化しています。
その進化に合わせてサイトを作っていくとユーザーにとって使いやすいECサイトになっていきます。
猫の手はECサイトに特化した制作会社で、デザインだけでなくシステム開発、SEO、マーケティングとトータルでプロデュースすることができます。
ECサイトでお困りの企業様がいらっしゃいましたらぜひ猫の手にご相談ください。
お客様のお悩みを解決いたします。
ECサイトにおけるデザイン、システム開発、SEO、マーケティングを猫の手に相談する
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この記事を書いたのは・・・
猫の手 web部門
株式会社猫の手のweb製作部門です!のECサイトに関するおすすめ情報やWEB製作に関する情報を発信していきます。makeshopやカラーミー、shopifyやeccubeなどECサイトのサービス情報も発信していきます。