「GA4を入れてみたけれど、画面が難しくて何を見ればいいか分からない」
「サーチコンソールは入れているけれど、数字の意味が理解できない」
「分析しようと思っても、どこから手をつければいいの?」
中小企業のWeb担当者さんから、こんな相談を本当によくいただきます。
実際、多くの企業が
“ツールを入れただけで止まっている状態” にあります。
でも、安心してください。
GA4もサーチコンソールも、
最初は「3つだけ」「1つだけ」見れば十分です。
この記事では、
難しい専門用語を一切使わず、
“今日からできる”分析の第一歩をやさしくまとめました。
目次
GA4は難しくない。“最初に見るべき指標は3つだけ”
GA4は画面が複雑で、「どこを見れば?」と迷いやすいですが、
次の3つだけ見れば、実務的には十分です。
① ユーザー数(訪問者数)|まずは全体の流れを掴む
もっとも基礎となるのがユーザー数です。
見るポイントは2つだけ:
- 先月より増えた?減った?
- 新規:リピーターの割合は?
この2つで、サイトの“調子”がわかります。
大まかにはホーム画面から確認ができます。
たとえば、
「新規が増えている=認知が伸びている」
「リピートが増えている=ファンが育っている」
という見方ができます。
② 流入チャネル|どこから来た人が多い?
中小企業がまず改善すべきは“流入チャネル”です。
GA4のメニュー
[レポート → 集客 → トラフィック獲得]
にあるデータだけ見ればOK。
主要チャネルは以下:
- Organic Search(検索)
- Direct(直接訪問)
- Referral(他サイト)
- Organic Social(SNS)
- Paid(広告)
たとえば:
- 検索が伸びている → SEOの効果が出ている
- SNSが減っている → 投稿頻度が足りない可能性
- Directが増えている → ブランド指名が増えている
“どこが成長しているか”が一目で分かるため、
施策の優先順位がつけやすくなります。
③ コンバージョン(成果)|最も大事な指標
GA4で何より重要なのは“成果”です。
- ECなら購入数
- サービスサイトなら問い合わせ数
- BtoBなら資料請求
これを見るだけでも
「先月より良いのか?悪いのか?」
が明確になります。
多くの企業が
アクセス数ばかり見て成果を見ていない
という状態になりがちなので、一番の優先ポイントです。
GSC(サーチコンソール)は“検索パフォーマンス”だけ見ればOK
サーチコンソールはSEO分析専用のツールですが、
最初はたった一つの画面だけで十分です。
\検索パフォーマンスで見るべき4つの数字/
① 表示回数|Googleがあなたのサイトをどれだけ評価しているか
表示回数が伸びていれば、
「SEOとして正しい方向に進んでいる」
というサインです。
順位が変わっていなくても問題ありません。
② クリック数|実際に検索から来た人数
表示回数が増えていてもクリック数が増えていなければ、
・タイトル
・ディスクリプション
の見直しが必要です。
③ 平均掲載順位|あくまで参考程度に見る
順位に一喜一憂しがちですが、
SEOでは“順位よりも表示回数”が重要です。
- 表示回数↑ :評価が上昇中
- 表示回数↓ :評価低下の可能性
という見方が正しいです。
④ 検索クエリ|どんな言葉で流入しているか
検索クエリを見ると、
- 狙っているキーワードに出ているか
- 新しいニーズが生まれているか
- 意外な検索ワードに引っかかっているか
が分かります。
SEO改善のヒントが一番詰まっている場所です。
3. 中小企業でよくある“間違った分析方法”4つ
多くの企業がつまずくポイントをまとめました。
❌ ① すべてのページのデータを追いかけてしまう
GA4は項目が多すぎるため、全部見ようとすると挫折します。
最初は「重要3指標」だけでOK。
❌ ② 順位だけを見て「下がった!」と焦る
順位は検索結果の一部でしかありません。
重要なのは
表示回数の伸び
です。
❌ ③ SNSの数字だけを追ってしまう
SNS流入は“集まるけど売れない”ことが多いです。
成果(コンバージョン)を必ずセットで見ることが大切。
❌ ④ GA4の高度なレポートを無理に使い始める
探索レポートなどは上級者向け。
慣れてからで十分です。
月1回だけやればOK!“5分で終わる”チェックリスト

毎月、以下の項目だけ確認すれば十分です。
GA4:月次チェック(3つだけ)
- ユーザー数の増減
- 流入チャネルの増減
- 成果(コンバージョン数)
GSC:月次チェック(4つだけ)
- 表示回数の増減
- クリック率の変化
- 上位クエリに変動はあるか
- 平均順位(参考値)
ひと言まとめを作るだけで“分析できている人”になる
例:
「今月は検索流入が15%増加し、表示回数も上昇。
人気ページのクリック率が改善されたことが要因と考えられます。」
これだけで十分です。
まとめ|GA4もGSCも、最初は“絞ること”が成功のカギ
- GA4は ユーザー数・流入チャネル・コンバージョンの3つだけ
- GSCは 検索パフォーマンスの4つだけ
- 分析は“深さ”より“継続”が成果につながる
- 月1回5分のチェックで十分改善できる
難しそうに見えるツールでも、
最初の一歩を正しく踏み出せば、数字はあなたの味方になります。
猫の手では、サイト制作やEC改善に関するご相談を随時受け付けています。
「どこから始めたらいいか分からない」など、どんな小さなことでもお気軽にお問い合わせください。
この記事を書いたのは・・・
shirokuro
デザイナーをしています。セミナーやお客様からも業界のこと、日々勉強させていただいております。 前髪と鼻ポチがある猫と暮らしています。ワンちゃんも好きです。

