
MakeShopに限らずECサイトを作る際、デザイン制作会社に制作を依頼することがあります。
ECサイトを作る時にデザイン制作会社を通さず作ることもできるのですが、なぜデザイン制作会社に依頼するのか、デザイン制作会社に依頼するメリットはデザイン面だけなのか。それともデザイン制作会社にECサイト制作を依頼をすることでデザイン以外のメリットがあるのでしょうか。
今回のブログではMakeShopでECサイトを作る時に通常のデザイン制作会社ではなく、ECサイト専門のデザイン制作会社に依頼する理由。そしてデザイン制作会社に依頼するときに気をつけることを説明します。
ECサイトを作るときに通常のデザイン制作会社に依頼するのではなくECサイト専門のデザイン制作会社に依頼する理由
ECサイト専門のデザイン制作会社に依頼する理由①
通常のデザイン制作会社はECサイトの専門の会社ではありません。
もちろんデザインやコーディングをすることはできます。
もし通常のデザイン制作会社にECサイトの制作を依頼した場合どういったことが起こるのでしょうか。
ECサイトをオープンするためには、多くのことを準備したり決定する必要があります。決済や配送方法、ギフトの仕組み、返品規約、自動返信メール、管理者や受注管理フローなど様々なことを決定しなければなりません。ECサイトには管理画面もあります。利用するECサイトの種類によって管理画面の使い方が異なります。その使い方も覚える必要があります。
通常のデザイン制作会社にECサイト制作を依頼する場合、ECサイト構築のノウハウがないため、準備する資料や情報が何か、決済システムの導入とオープン日を合わせる手法やオープン後に管理者が行う作業などを知らないケースが多いです。そのため通常のデザイン制作会社にECサイト制作を依頼する場合オープンがうまく行かないことが多々あります。
しかし、ECサイト専門のデザイン制作会社に依頼をすることで、ECサイトの運用ノウハウや手順、オープンから逆算した準備も段取り良く用意することができます。
1人でECサイトをオープンすることはとても大変です。ノウハウを持つデザイン制作会社でECサイトをオープンすることをおすすめします。

ECサイト専門のデザイン制作会社に依頼する理由②
デザイン面ではどうでしょうか。
もちろん通常のデザイン制作会社もECサイト専門のデザイン制作会社も同じデザイン制作会社なので高いクオリティのデザインを納品してくれます。
ただし、ECサイトは通常のWebサイトとは少し異なります。
ECサイト専門のデザイン制作会社がデザイン面に置いても依頼する理由はどういったところでしょうか。
デザイン制作においてECサイト専門のデザイン制作会社が強い理由があります。ECサイトは通常のWebサイトと同じように作ることができません。ユーザーが購入までに至るフローをわかりやすく簡潔にECサイト上で表現することが重要です。サイトの操作のしやすさ、購入のしやすさなどのことをUIデザインと言います。
ECサイトは老若男女全ての世代が利用します。デザイン性に特化したWebデザインより使いやすいWebデザインの方が売れるECサイトになります。ECサイトで実装すべきデザインは売れるためのノウハウがあるデザインです。
そのためECサイトを作るときにUIデザインを考えるとECサイト専門のデザイン制作会社に依頼する必要があります。
また、ECサイトは管理画面と連動することによってより使いやすく運用しやすいサイトになります。例えばECサイトのトップページにあるスライドショー。ここは管理画面と連動する場所です。そしてトップページのスライドショーはECサイトの中で最も重要な場所になります。
運用が始まると毎月キャンペーンを行うことでユーザーがECサイトに訪れる仕組みを作れます。その時にスライドショーを使ってキャンペーンバナーを表示させることでユーザーのクリックがとても増え売上にもつながるため、サイトを動かすことはECサイトで最も重要な施策になります。
ここで重要なことが管理画面と連動させることです。
管理画面と連動させることで、ECサイトオープン後もデザイン制作会社に依頼しなくてもスライドショーを自分たちで変更することができます。このようにスライドショーだけではなく、様々な箇所でECサイトは管理画面と連動しています。ここを理解せずにECサイトを作ると、ECサイトオープン後に管理画面から全く操作ができないサイトになってしまいます。
そのため通常のデザイン制作会社ではなくECサイト専門のデザイン制作会社に依頼することがECサイトを作る上でとても重要な理由です。

デザイン制作会社へECサイトを依頼する時に気をつけること。
安い値段のデザイン制作会社の見積もりは即決せず確認を。
ECサイトを作る際に安い値段を提示している会社は多くあります。
その中でも後から追加料金が発生するデザイン制作会社が稀にいらっしゃいます。追加料金がかかる例は色々あるのですが、その見分け方、気を付けるポイントを下記に記載します。
ページ数をすべて伝えていないデザイン制作会社
ECサイト制作¥00,000と最小費用を掲載してるデザイン制作会社が多いです。しかし、よく見るとトップページのみ作成であったり、トップページ+1ページなど書かれているケースがあります。
ECサイトには制作するページがかなり多くあります。
トップページ、商品分類、商品詳細、検索結果、お買い物かご、コンセプト、よくある質問、ご利用ガイド、会社概要、特定商取引法などのページがあり、デザイン制作会社に依頼する際、どこを作りどこを作らないなど明確にする必要があります。
修正回数は何回かデザイン制作会社に確認してください
安いデザイン制作会社は修正回数がきっちり決まっています。3回までしか修正せず、4回目からの修正はきっちりと追加料金がかかります。
各ページ3回までなら問題ないですが、ECサイト全体で3回までと決まっているデザイン制作会社があります。ECサイトは後からテキストなどが変更になるケースが多くあります。支払い方法が追加されたり、送料を変更したりなど、そう言った時に柔軟に対応してくれるデザイン制作会社なのかECサイトの修正が1回でもオーバーしたら追加費用を払わなければいけないデザイン制作会社なのか確認されることをお勧めいたします。

デザイン制作会社ではなくフリーランスへの依頼も注意
特にフリーランスの場合は、作ったデザイン制作物に問題があるケースが多いです。
コーディングが綺麗でない結果、何か触るとすぐ不具合やエラーが起こったり、管理画面と連動していないため更新が自社でできないなどあります。そして画像コーディングを行った結果SEO効果が0で作っても検索にひっかからない。こういった問題が後から起こることがあります。さらに以前フリーランスに依頼したショップ様がいらっしゃったのですが、納品まで連絡がなく納品日当日に受注お断りメールが届いたショップ様もいらっしゃいました。
フリーランスも企業も同じですが、発注する前にこまめに連絡をくれる会社かどうかを見定める必要があります。発注前に何度も連絡をくれる企業は受注後もきめ細かく対応してくれるケースが多いです。
一緒に仕事をする上で、信頼をし、納得して受発注を行なってください。
デザイン制作会社を選ぶポイント
・デザイン力が高すぎて使いにくいサイトになっていないか
・オープンまでしっかりとサポートしてくれるか
・ECサイトのオープンまでの手順を理解しているか
・管理画面と連動しているか
・説明されていない追加ページがないか
・修正回数は何回まで可能か
・連絡は定期的にくれる企業か
猫の手に売れるECサイト制作を依頼・相談する
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