ネットショップを初めて運用する方にBASEやShopify、MakeShopなどのECカートのメリット・デメリットをご紹介

ネットショップ（通販サイト）を始める前に知っておくことがあります。
それは、ネットショップ（通販サイト）を始めるためにはECカートを選ぶ必要があります。

ECカートとは？

通常のホームページ（webサイト）には、購入するための機能や受注情報を管理する画面、商品登録や会員情報を管理する画面はありません。
ホームページ（webサイト）にこれらの機能を追加し、購入や各種管理ができる仕組みのことをECカートと言います。

また、よく名称を聞くECサイトという言葉があると思います。
ECサイトとは、ECカートの機能を持ったホームページのことを総称してECサイトと呼びます。

ECサイトをオープンすると他のECサイトに変更することはかなりの労力とコストを使います。
そのために、ネットショップを始めるために、どのECカートを選んだらいいのかが重要になります。
間違ったECカート選びをしないように、今回のブログでは各ECカートにはどのようなメリットやデメリットがあるかをご説明します。

ECカートにはどんな種類があるの？メリットデメリットは？

今回は日本のECカートで有名な4つのカートをピックアップし、それぞれのメリット、デメリットを説明します。

初めてECカートを選ぶ方は上記の4つから自分にあったECカートを選択してもらえたら間違いはないです。
＜注意点＞
＊無料のECカートは0円ではないので気をつけてください。
＊楽天市場やyahoo!ショッピングはECモールになるので、今回のECカートからは省きます。

【BASE】ベイス

＜【BASE】ベイスの概要＞

最近CMで話題のカート、BASE（ベイス）。
初心者用のカートでお試し感覚で使えるお手軽なECカートです。
初期費用、月額費用が0円でECサイトを作成することができ、BASE（ベイス）は現在最も勢いのあるカートです。

＜【BASE】ベイスのメリット＞

・無料でオープンすることができる
・インスタとの連携ができる
・簡単決済がある
・更新が簡単

＜【BASE】ベイスのデメリット＞

・決済がBASE（ベイス）になり、手元にすぐお金が入らない
・振込期限があり、期限を過ぎると代金は没収される
・振込申請をするたびに各種手数料が毎回発生する
・デザインに制限がある
・商品が売れるたび、手数料が発生「売上の3.6%＋1商品ごとに40円」
・誰でも簡単契約ができるので詐欺サイトが増え始めている

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＜【BASE】ベイスの総評＞

BASE（ベイス）は無料でオープンすることができるため、かなりメリットが大きいです。
個人店でECサイトを持ちたい方には一番オススメのECカートになります。

しかし、BASE（ベイス）のロゴマークを消したりすると、最低でも月額¥500はかかったり、振込依頼をするたびに¥750（振込手数料＋事務手数料）が発生したり、完全無料ではないです。

入金までは振込申請をしてから10営業日ほどかかりますが、お急ぎ振込を使うと1.5%の追加金で入金されます。
また商品が購入されるたびにさらに手数料が40円かかります。
この40円というのがサイトが順調に売れ出すとかなり高い手数料になり、商品を多く販売する企業様にはかなりの痛手になります。

商品が売れるだけで、BASEに5,800円支払う必要があります。
小さなショップの場合はBASEがベストですが、商品が売れれば売れるほどBASEに払う費用が高額になります。

さらに最近問題となっているのは、BASE（ベイス）は誰でも簡単にサイト作成ができるため、詐欺サイトが横行している報告も相次いでいます。
個人ではなく企業としてECサイトを持ちたい方はご利用は、BASE（ベイス）は控えた方がいいかもしれません。

【shopify】ショピファイ

＜【shopify】ショピファイの概要＞

shopify（ショピファイ）は世界で最も使われているECカートです。
2018年に日本に上陸したばかりで代理店が力を上げて日本でのシェアを増やそうとしております。
10年後には日本でも有名になっていると思われるECカートです。

＜【shopify】ショピファイのメリット＞

・やりたいことがなんでもできる
・安い費用でスタートできる
・世界で最も使われている
・インスタと連携できる

＜【shopify】ショピファイのデメリット＞

・サポートがない（海外のシステムなのでサポートが充実していない）
・アプリを追加すると月額費用が高額になる
・専門のスタッフがいないとサイトの更新が難しい
・ふりがなが使えない
・販売手数料がかかる

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＜【shopify】ショピファイの総評＞

shopify（ショピファイ）は日本に上陸したばかりなので日本語のサポートが弱いです。
代理店がshopify（ショピファイ）のシェアを伸ばしたいために、無理な販売をしているという声が増え始めていることが現状です。

しかし、shopify（ショピファイ）は世界で最も使われていることも事実なので、日本語が充実すると使いやすいECカートになるかと思います。
将来性は高いので今ではなく数年後に使い始めることをお勧めいたします。

【EC-CUBE】イーシーキューブ

＜【EC-CUBE】イーシーキューブの概要＞

日本で最も使われているECカートで完全日本対応です。
できないことはない自由度の高いECカートなので、自由にカスタマイズしたい企業様が一番使いたいECカートになります。

＜【EC-CUBE】イーシーキューブのメリット＞

・無料で使える
・販売手数料がかからない
・やりたいことがなんでもできる
・サーバのスペックも自由に決めることができサイトのスピードが早い
・多くの人がプラグインを開発しているので様々な機能が使える（日本語が充実）

＜【EC-CUBE】イーシーキューブのデメリット＞

・カスタマイズすると費用が高い。
・専門のスタッフがいないとサイトの更新が難しい
・セキュリティは自己責任
・バージョンのアップデートが簡単にできない

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＜【EC-CUBE】イーシーキューブの総評＞

EC-CUBE（イーシーキューブ）はやりたいことが何でもできるECカートになります。
様々なシステムと組み合わせることができるので、やりたいことを叶える最強のECカートになります。
サーバを自社で運用する必要がありますが、サーバのスペックを自由に決めることができるのでスピードがとても早いECサイトを作ることができます。

しかし、システムを追加するたびに費用がかかり、運用も専任のスタッフが必要なため、EC-CUBE（イーシーキューブ）はECサイトの運用に慣れた企業様が使うプロ向けのECカートです。

また、以前EC-CUBE（イーシーキューブ）の古いバージョンではサポートが終了したことにより、世界からハッキングの対象となり、一時期多くの企業様が被害を被りました。
日本のセキュリティ対するリテラシーの低さが海外から狙われる原因となりましたが、バージョンのアップデートや各種セキュリティを対策することで、安全に運用できるのでご安心ください。

ECサイトの運用が慣れてない方には難しいECカートかもしれませんが、機能やスピード、自由度からするとEC-CUBE（イーシーキューブ）はとても魅力のあるカートです。
セキュリティ対策をしっかりと行い、運用体制を整えたプロ向けのECカートとなります。

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【MakeShop】メイクショップ

＜【MakeShop】メイクショップの概要＞

8年連続業界No.1のECカートです。
GMOが運用しているECカートなので、セキュリティが高く、使い勝手がいい安心安全のECカートです。
また機能が651あり、全て無料で使えます。

＜【MakeShop】メイクショップのメリット＞

・使いやすく、管理者のことを考えたECサイト
・販売手数料がかからない
・業界唯一の電話サポート
・安い費用でスタートできる
・ECサイトのスピードが早い

＜【MakeShop】メイクショップのデメリット＞

・デザイン上制限がある
・MakeShop（メイクショップ）はSEOが弱いのでSEOの知識のある企業に作ってもらう必要がある

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＜【MakeShop】メイクショップの総評＞

MakeShop（メイクショップ）は業界No.1と言われるだけあって、使いやすく、セキュリティも安心のECカートになります。
さらに、MakeShop（メイクショップ）は電話サポートがあるので何か問題が起こった場合にすぐ解決することができます。
機能も多数ありますがMakeShop（メイクショップ）が機能の追加を行うため、ShopifyやEC-CUBEと違い機能が増えることでサイトにバグやエラーが起こることがありません。
セキュリティの面でもGMOグループが運営するECカートで、GMOがセキュリティ対策をしてくれます。そのため強固なセキュリティを無料で利用することができる点はかなり大きいです。

しかし、10年以上前のECカートなのでSEOに弱いです。SEOを強くするためには、SEOに詳しい会社がECサイトを作ること必要があります。
MakeShop（メイクショップ）でSEOを上げるためには、SEOに強いサイト設計が必要になるので、専門の業者に作ってもらわなければいけません。

また、デザイン上に制限があります。ページによって、税抜価格表記ができず税込表記のみになったりなど、細かな箇所に手が届かないケースがあります。

しかし、運用次第で解決することができるため、応用を利かせ対策してください。

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